【野良猫から家猫へ】猫のはいちゃんとの出会いから、一緒に暮らすと決めるまでに起きたこと(2019年秋〜2021年春)

田舎と街との二拠点暮らしがきっかけで始まった猫のいる暮らしも、早一年が過ぎました。
この一年で、
初めは遠くから眺めるだけだったはいちゃんは我が家の庭猫になり、
そしていま家猫になろうとしています。

野良猫の生き方や保護活動のことをまったくなにも知らなかった私たちの、
不器用な猫との付き合い方や、心の葛藤、そしてはいちゃんの変化について、振り返り、まとめてみます。
(関連記事のリンクを貼ってありますので、よかったら見てください!)

猫との付き合い方は人それぞれ、価値観も人それぞれ。
正解を求めると苦しくなる。そんなことがわかった一年でした。

もし私と同じように、野良猫や庭猫との関わり方に不安を感じている人がいたら、
なにかの参考にしてもらえたらと思います。

目次

猫のはいちゃんが突然現れて、半年後に再会するまで

ことの発端は、2019年9月。
夫の仕事の関係で、里山に山付きの平家古民家を借り始めて4ヶ月目のことでした。(いわゆる二拠点生活)
神戸に暮らしながら月に1〜2回里山へ行き、
ちょっとした別荘気分を味わっていた私たちにとって、
その頃の一番の楽しみは薪釜でお風呂を沸かすこと。
まるでキャンプに来たかのように、古民家暮らしを楽しみ始めたんです。

そんなある日、夜遅く土間で薪をくべていた私たちの前に、とつぜん現れたのがはいちゃんでした。

2019/09/28 裏口の外に座って私たちを見ていた

視線を感じたその先に、ちょこんと座っていた小さな白猫。
はじめは警戒して近づいてこなかったのが、お皿にかつおぶしを入れておいてあげたら食べてくれました。
警戒心が強くて、食べたらすぐに外に出て、しばらくするといなくなる。
初めはそんな感じだったんです。

会えたらうれしい。
会えたらラッキー。
どこかよそで暮らしている、野良猫の白猫。
それがしろちゃん。(この頃はしろちゃんと呼んでました)

だけどこの後、私たちはあまり里山の古民家に行くことがなく、しろちゃんとも会わないまま春を迎えます。
そして、約半年ぶりの再会。これがあまりに衝撃的でした。

夫がたまたま農機具倉庫を開けたら、しろちゃんが中から飛び出してきたんです。
汚れて、風邪をひいてるのか鼻水グシュグシュで、
どれほど過酷な環境にいたのかがひと目でわかるぐらいの痛々しさだった。
寒い冬を、餌もない場所でなんとか生き抜いた野良猫。

もはや白ではありません。うす汚れて、灰色。
それまで「しろちゃん」と呼んでいた私たちは、
この時から、「はいちゃん」と呼び名を変えたのです。

1.はいちゃんとの出会いと再会について詳しく書いた記事はコチラ。
【猫のいる暮らし】庭猫“はいちゃん”が教えてくれた、人生で大事なこと

付かず離れずの庭猫時代

はいちゃんと再会したちょうどその頃から、新型コロナウイルスの拡大の影響もあって、
私たちは里山の古民家で暮らす日が多くなっていきました。
そうすると、人の気配がわかるのか、はいちゃんはちょこちょこ庭に顔を出すようになります。

いつしか玄関先で待っていてくれるように
縁台にも登ってくるようになりました
いろんな場所でくつろぐように

野良猫にエサをあげる行為は、住宅街では御法度で、よく思われないことが多いんだけど、
田舎の一軒家なのでそこは気にせず、
いつも鼻水とめやにだらけのはいちゃんに、なにかできることをしてあげたくて、せっせとエサを置くようになりました。
付かず離れずの庭猫状態。季節は夏から秋、そして冬に向かいます。
寒さを凌げるハウスを作ったり、初めて病院に連れて行ったり、
野良猫で庭猫だけど、できる限りのことをしてあげようと、わたしたちは心に決めていました。

2.はいちゃんに倉庫に住んでもらおうとパタパタ窓を作った時の記事はコチラ。
【猫のいる暮らし】猿と霜と太陽と庭ねこ。里山の暮らしは一気に冬モード!

3.はいちゃんの鼻炎がひどくて、初めて動物病院へ連れて行った時の記事はコチラ。
【猫のいる暮らし】庭猫はいちゃんと病院へ。鼻炎のお薬出してもらいました

4.はいちゃんのおトイレの様子と、断熱猫ハウスをバージョンアップした時の記事はコチラ。
【猫のいる暮らし】古民家の庭のコツコツ整備と、今日のはいちゃん

縁台の下に断熱材で覆った手作りハウスを置いてからは、そこがはいちゃんの家になりました。
私たちが留守の時は近所の友人に来てもらったり、自動餌やり機を置いてみたりして、
そのままお互いにいい距離感で暮らしていけると思っていた。
ところが、、そんなハウスが猿に狙われることになります。

5.はいちゃんハウスの餌やり機を、猿が荒らした時の記事はコチラ。
庭に猿が出没! はいちゃんハウス、引越し作戦の顛末、、、(>_<)

6.はいちゃんハウスの周りを木で囲って安全にした時の記事はコチラ。
【猫のいる暮らし】縁起がいい新年のスタート、庭猫はいちゃんが家に入ってきました!

7.大寒波の中、はいちゃんを一時避難させた時の記事はコチラ。
【猫のいる暮らし】大寒波到来! 庭猫はいちゃんの一時避難作戦と氷の芸術

夫とは、常に猿と寒さの心配をしながらも、
「野良で7年も8年も生きてきたはいちゃんの生命力を信じよう!」といつも話してました。
マイペースな猫の暮らしを、私たちがどうこうできるもんではないって、思っていたから、、。

8.山で過ごすマイペースなはいちゃんの記事はコチラ。
【庭猫】どこまでもマイペースな庭猫はいちゃんと、猫のように生きたいわたし

9.はいちゃんがねずみのおもちゃに狩猟本能を見せた時の記事はコチラ。
冬の晴れ間の外仕事と、狩猟本能を見せてきた庭猫はいちゃん

10.再びの恐怖!深夜にはいちゃんハウスを狙う猿がでた時の記事はコチラ。
はりきって庭仕事のつもりが、ヘビが出てきて早くも退散、、

11.庭のあちこちに贅沢なトイレをもつはいちゃんの記事はコチラ。
ブログの見直しをしたら恥ずかしすぎた件と、はいちゃんの豪華トイレ

12.日向ぼっこと大あくびのはいちゃんの記事はコチラ。
節分とニャンニャンの日

13.キャットフード について考えてみた記事はコチラ。
キャットフードについて考えてみた話と、もぐら穴のその後

そうして庭猫になってから一年ほどが経ったある日、
今度は猿でもなく、寒さでもなく、はいちゃんは別の野良猫に狙われるようになりました。

保護しようと思ったきっかけは、近所のオス猫

一年がめぐり、また春が来て、今度はオス猫との攻防戦に。
いろいろほっとけなくなって保護と手術を決めたんだけど、
このあと思わぬ展開が待っていました。

・実は過去に避妊手術済みだった(手術してみてわかった)
・外の世界に戻すつもりで耳カットを行った(余計なことだったとすごく後悔している)

・そしてこれらのことをちゃんと確認できなかった自分への嫌悪感と、獣医への不信感


これらの出来事は、今もずっと自分の心にささくれみたいなものを残しています。
保護することで、逆に痛い思いをさせてしまってなにやってんだよと、
ほんとに自分のダメさ加減にうんざりして、
術後しばらくは、はいちゃんに泣いて謝る毎日でした。

そして外の世界に戻すまでの数日間だけ、家の中で療養してもらうつもりだったんだけど、
安心しきった様子で眠るはいちゃんを見てるうちに、夫と二人、考えが変わって、決断しました。
「うちの子になってもらおう」と。

はいちゃんの寝てる姿を間近で見たら、一瞬で心を奪われました

14.はいちゃんにオス猫が近づいてきたときの記事はコチラ。
ウグイスの鳴き声と、はいちゃんを狙う猫の声

15.留守が増えたはいちゃんを心配していたときの記事はコチラ。
「男はつらいよ」から学ぶ人生の機微と、猫から学ぶ親心

16.発情?交尾?噛まれた?避妊手術の相談に病院に行ったときの記事はコチラ。
庭猫はいちゃんに忍び寄るオス猫と、猫の避妊手術のこと

17.避妊手術を受けたら衝撃の事実が発覚!術後の様子の記事はコチラ。
庭猫はいちゃん、無事避妊手術を終え(て)ました

18.術後3日目のはいちゃんの様子と、後悔の気持ちで苦しかったときの記事はコチラ。
手術後のはいちゃんの様子と春の芽吹き

19.術後6日目で、家猫の可能性を考え始めたときの記事はコチラ。
【庭猫の保護】術後6日目のはいちゃんの様子と私たち夫婦の気持ちの変化

20.術後一週間、元気になって外に出たいアピールが激しくなったときの記事はコチラ。
【庭猫の保護】術後一週間、はいちゃん家猫になるか!?

21.術後10日目、リラックスするはいちゃんと、情緒不安定な私の記事はコチラ。
【庭猫の保護】術後10日目、家猫トライアル続いてます

こうして野良猫だったはいちゃんは、我が家に暮らすことになりました。
ということで、これからわたしたちは、猫を飼うという人生の未体験ゾーンに突入です。

まだ始まったばかりだというのに、
今日は縁側で寝てくれた、今日はひざにのってくれたと毎日が嬉しい体験の連続!!
はいちゃんも次第に慣れてきてて、外に向かって鳴く時間も減ってきました。

生き物は苦手だった私が、まさか猫と暮らすことになるなんて、
自分でもびっくり信じられないような展開に、
人生って何が起きるかわかんないもんだな。って、つくづく思います。
好き嫌いや、価値観さえも、変えてくれる、それが猫、お猫さま。
これからもまた、いろんな新しい発見があることを楽しみに、
はいちゃんとの共同生活、第二章の幕開けです。

家に入れてから、どんどん毛並みがきれいになってきたよ

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この記事を書いた人

こんにちは!管理人のきみのやです。
35歳で結婚後、夫婦で神戸・岡本でオーガニックカフェを11年間経営→現在51歳で田舎の古民家と街の二拠点生活をしています(夫婦+猫一匹)。他人の気持ちに敏感すぎて人付き合いが苦手、ずっと生きづらさを抱えていましたが、料理とモノづくりに救われて生きてきました。田舎暮らしの日常と、私なりの幸せに生きる方法を綴っています。
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