春の野草「ヨモギ」の見分け方と、下処理の仕方、保存方法、活用法まとめ!

道端や公園で見かけることの多いヨモギは、
草餅や草団子に使われる春の野草です。

この記事では、ヨモギを暮らしに取り入れるための、

①ヨモギの見分け方
ヨモギを採取する時期
ヨモギのアク抜きの方法
ヨモギの冷凍保存の方法
ヨモギは万能薬!活用法
あれこれ

について紹介しています。

春のヨモギは香りが良くて、お餅にしても団子にしても絶品!
さらに美味しいだけじゃなく、体に良い効能がたくさんあるんです。
みなさんも暮らしの中に、ぜひヨモギを取り入れてみてくださいね!

きみのや

ヨモギのある暮らし、楽しみましょ!

目次

ヨモギの見分け方

ヨモギの見分け方は、ギザギザした葉の形と、葉の裏の白い毛
葉を裏返すと色が白くて、手で触ると毛がふわふわしているのが特徴です。

ヨモギかな?と思ったら、まずこの2点を確認してください!
次に少し指でちぎって匂ってみましょう。草餅の匂いがしたら、より確信できますね!

日本に自生しているヨモギには実はたくさんの種類がありますが、(30種以上!)
私たちが道端や河原で目にする、最も一般的なヨモギは「カズザキヨモギ」というヨモギです。
他にも沖縄では「ニシヨモギ」というヨモギ(別名フーチバー)が栽培、常食されていたり、
北海道でよく見られる「オオヨモギ」などがあります。

こうしたヨモギの種類や見分け方について、詳しく知りたい人にはこちらのガイドブックがオススメ!
筆者の山下智道さんが、日本全国のよもぎを探し歩き写真を撮って特徴をまとめた、
ヨモギに特化したガイドブックです。
葉っぱだけでなく、花や茎についても写真付きで細かく丁寧に説明されていて、
ヨモギに関する豆知識もたくさん載っている、読み応えのある一冊です。
ポケットに入るサイズ感も嬉しい☆

ヨモギを採取する時期

ヨモギは使い方によって、採取する時期が変わります。

草餅や草団子など食用にするには、春の3月から6月ごろまでの新緑の季節のものが、
アクが少なくて柔らかいのでおすすめ
です。
採取する時は、できるだけやわらかい新芽の部分を摘みましょう。

それに対して、ヨモギオイルを作ったり、乾燥させて入浴剤として使う場合には、
夏から秋にかけての時期のよもぎがおすすめ
です。
夏以降のヨモギは高さ30センチから50センチほどに伸びるので、
葉っぱがたくさん採れますよ!

ヨモギのアク抜きの方法

ヨモギにはアクがあるので、食用するときはアク抜きをします。
(※新芽を天ぷらにするときはアク抜きは不要。)

STEP
水洗い

大きなボウルやたらいなどで、たっぷりの水でよく洗います。
土などが落ちるように、ジャブジャブとゆすって洗うのがポイント!
洗って、ザルにあげて、洗って、ザルにあげてと、3回ほど繰り返します。

STEP
重曹を入れたお湯でゆでる

大きな鍋にたっぷりのお湯を沸かし、重曹をスプーン1杯程度入れます。
洗ったヨモギを入れて混ぜながら、1分茹でます。

きみのや

茹ですぎると味と香りが弱くなるので気をつけてね!

STEP
水ですすぎ洗いし、3時間ほど置く

ゆでたヨモギをザルにあけ、水ですすぎ洗いします。(水を変えながら3回ほどすすぐ)
水につけたまま3時間置けば、アク抜き終了です。

ヨモギの保存は小分け冷凍が便利です

アク抜きしたヨモギは水気を絞って包丁で細かく刻み、小分け冷凍しておくと、
欲しいときにすぐに使えて便利
です。
私はラップで小分けし、フリーザーバッグにいれて冷凍保存しています。

使う時に、解凍したヨモギをすり鉢ですって使うと、団子などの生地に馴染みやすく、
香りもさらによくなります。

ヨモギは万能薬!活用法あれこれ

ヨモギは昔から日本だけでなく、世界各地で薬草として使われてきたほど、
たくさんの体に良いとされる効能があります。

特に女性に嬉しい効能は、造血作用や冷え性の改善など。
ヨモギの温熱効果は血行を良くし体温を保持してくれるので、冷えによる体の様々な不調に効果が期待できます。

その他、傷の止血や虫刺されの際の痒み止めなど、肌のトラブルにも効果がありますよ!

こちらの本は、農家の方が実践してきたヨモギの活用法や、生産の裏側、健康法についての情報が満載!
暮らしの中にヨモギを取り入れるためのヒントがたくさん見つかること間違いなしでオススメです。

ヨモギの活用法あれこれ

ヨモギは食用以外にも、いろいろな活用法があります。
おうちで手軽に試せるので、ぜひチャレンジしてみてください!

食用
草餅や草団子に入れる・パン生地に混ぜ込む・天ぷら・乾燥させてよもぎ茶に

美容
オイルで煮出してよもぎオイル・蜜蝋で固めてよもぎバーム

セルフケア
乾燥葉を煮出してよもぎ蒸し・入浴剤・もぐさを作ってお灸に

これ以外にも、煮出した汁で草木染めをすることもできます!


私は春から夏にかけては食用のペースト作りと、茶葉用の乾燥ヨモギ作り
夏以降の大きく育ったヨモギで、入浴剤に使う乾燥葉を作り溜めています。

透明な瓶にいれておくと、使いたい時にサッと使えてとても便利!
飾っておくだけでインテリアとしても素敵だし、気持ちも上がってきます^ – ^

ぜひ皆さんもヨモギを暮らしに取り入れて、
美味しく健康な日常をお過ごしください。

きみのや

ぜひ楽しんでやってみてね!

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