肝臓を温めたらドライアイ・眼精疲労が楽になった!! 自宅でできる温熱療法

ドライアイがひどいです。
乾燥しすぎて痛すぎて、目が開けられない時があるぐらい。(T . T)
パソコンやスマホが生活の一部になってから、症状はどんどん悪化している気がしてる。
以前ドライアイ解消のために、ギーと呼ばれる澄ましバターで目を洗うことも試してみましたが、

目の症状の根本改善がしたい!!
もっと、大元の原因を改善したい!!.°(ಗдಗ。)°.


ということで、目と関係のある、「肝臓」を温めてみたら、
症状が楽になったのでご紹介します!

同じように目の悩みを抱えているみなさん、ぜひ試してみてください☆

きみのや

目=肝臓なのだ!

※私が実際に試してみての感想です。効果のほどは人それぞれだと思いますのでその点ご了承ください。

参考:目をバターで洗った時の記事はコチラ。↓

目次

なぜ肝臓を温めると眼精疲労がよくなるの??

さてみなさん、自分の目をまじまじと見たことありますでしょうか??

私の目は、だいたいいつでも充血していて、こんな風に怖いことになっているのですが、、(子どもが逃げるレベル^^;)
目って血管だらけ!!なんですね。
普段はあまり見えないけれど、充血すると血管が膨張して赤くなるのでよくわかります。
目の血管は、目を酷使して「栄養が足りない」「血が足りない」「酸素が足りない」状態になると、
がんばって「なんとかして栄養や酸素を送り込まなきゃ!!」と、力が入って膨張する。
超簡単ですが、これが充血と言われる症状の仕組みです。

で、ここからが本題。
その目に送られる栄養や血はどこから送られてくるのか??
その答えが、“肝臓”なんです。

肝臓は血液やさまざまな栄養素が貯められる貯蔵庫です!


肝臓の役割は大きく次の3つ。

①取り込んだ栄養を体に必要な成分に変化させたり解毒する。
②血液や栄養を貯蔵する。
③身体中に必要に応じて栄養や気を巡らせる。

なので、肝臓が健康に働いていれば、必要に応じて体に栄養が送られてくる。
逆に、肝臓が疲れて働きが悪いと、その栄養のルートが滞るというわけです。

ちなみに肝臓の働きが悪くなる原因には、

・肉の食べ過ぎ
・油のとりすぎ
・お酒の飲み過ぎ
・ストレス、睡眠不足
・運動不足

などがあります。

こうなると、栄養を貯めていつでも身体中に送り出せるようにスタンバイしている肝臓も、油やアルコールなどを処理するなどの余分な仕事に追われてしまって、本来の働きができなくなります。
その結果、血液と栄養をたっぷり必要とする目にも、必要な栄養を送れなくなるんですね。

眼精疲労などの目の症状がツラい時は、目薬をさしたり、目元のマッサージをする方が多いと思うんですが、
それと合わせて、肝臓をケアするという根本改善もしていくと、体全体にとってもとても良い!と思います。

きみのや

肝臓はいつもフル回転で働いてくれているのね。

温める意味ってなんなの??

肝臓のケアが大事なのはわかったけども、それがなぜ「温める」ってことなのか??
それは、温める=刺激になるからです。
熱が皮膚から伝わって、その下の筋肉や血管やリンパ管が刺激される。
そうすると細胞が活性化して、血行が良くなったりリンパの流れがよくなったり、肝臓の場合だと、肝臓の機能そのものがよくなる、自己治癒力があがるんですね。
さらに温かさは緊張をほぐしてリラックスすることにもなるので、自律神経が整うことにもつながります。

東洋医学の治療法の鍼灸はまさにこれ。
ツボと呼ばれる場所に、鍼を刺して刺激する。お灸をして刺激する。
そうすることで、体本来の機能を高めていっているのです。

薬やサプリを飲むのは西洋医学的な、“対症療法”。
これに対して温熱治療は東洋医学的な、“体全体の治癒力をあげていく、根本改善”。

眼精疲労の場合だと、「目薬をさす」と、「目とつながっているツボや臓器を刺激する」の違いです。
私は東洋医学的な方法を選ぶことが多いのですが、どちらが正解ってことではなく、
体が気持ちいいと感じているか、張り詰めた緊張がほぐれるか、といった自分の感覚を大事にしています。^ – ^

温灸、こんにゃく、カイロ、私が試した温め方法

さて、肝臓を温めるにはいろいろな方法がありますが、次にこれまで私が試してみたものを紹介します。
どれも鍼灸院にいかなくても自宅でできる方法ですよ!
肝臓に限らず、体を温めるにもいろんな方法があるということを知ってもらえたらと思います。
ぜひ参考にしてくださいね☆

1.電子温灸器

まずひとつめは、電子温灸器(フレッシャーは商品名)。
実はこれ、夫のお母さんから譲り受けたもの、私の大好きな昭和感がありますね。笑
スイッチを入れると先端の金色の部分が熱くなるので、それを皮膚にあててコロコロ回転させます。
すると鍼灸と同じような刺激を与えられるというすぐれものなんです。


つまみを回せば温度調節ができます。
これのいいところは、なんといっても手軽!持ち運びしやすい!そして危なくないところ。
自分でお灸をするのが難しい背中側にも届くのでとても便利です。


基本的に刺激するのは、肝臓・脾臓・腎臓の3箇所ですが、お臍の周りや下腹、鼠蹊部、足のツボや首筋なんかも気持ちいい範囲でコロコロすることが多いです。
この商品は兵庫県川西市にある成工計器株式会社さんで作られています。(会社のHPから購入可能)

2.こんにゃく湿布

次に、一番手っ取り早く、安く簡単にできる方法が、こんにゃく湿布です
方法はいたって簡単!
こんにゃくを10分ぐらいゆでて、あつあつになったのをタオルで巻いて、気になる部分に当てるだけ。
これが、驚きの保温効果で、軽く30分は温かさが保たれます。
面でしっかり温められるから、肝臓を温めるのには一番向いているかも。
そして、しっとりとした湿度を含んだ湿熱なので、皮膚の奥まで熱が届いている感じがします。
で、で、なんといっても、

きみのや

気持ちいい!!!

これ大事!
気持ちいいから続けられる、また明日もしたくなる。
多少部屋がこんにゃく臭くなりますが、気持ち良さ優先で、大目に見てください。(^^;

※温めた後に冷たいタオルなどでさっと拭くと、毛穴が閉じてより効果が持続するそうです。
※このこんにゃくは水に入れておけば小さくなるまで繰り返し使えます。

こんにゃく湿布などの家庭でできるお手当方法についてはコチラの本がおすすめです。
一家に一冊あると安心、自然療法のバイブル本です。↓

3.米ぬかカイロ

米ぬかカイロは、以前記事でも紹介しましたが、玄米と米ぬかと塩で作られた、電子レンジでチンして使うカイロです。
このカイロもこんにゃく同様、蒸気を含んだ“湿熱”なので、とっても気持ちよく温まります。
米ぬかカイロについての記事はコチラで詳しく紹介しています。↓

こんにゃくと比較すると、少し優しめの温熱刺激ですね。
温かさがマイルドで、持続時間が短いので。
レンチンで使える手軽さや、後片付けしなくてもいいところはダントツで便利かな。^ – ^

4.腹巻き・湯たんぽ

そして最後は、肝臓に限らずとも毎日の習慣にしたい腹巻きと湯たんぽです。
わたしの腹巻歴はかれこれ30年以上。
腹巻きがまだ薬屋さんでしか売っていなかった時代からの腹巻きヘビーユーザーなので、
もう腹巻きなしの生活は考えられないほど。
だってね、腹巻きってね、肝臓も、胃も、おへそも、下腹も、脾臓も腎臓も仙骨も、
からだの大事なところをすべてカバーできるのだから!!!
いやほんと、この安心感ったらないんですよ。お腹弱いから余計にそう思うのかもしれませんが。
腹巻きはできるだけ化学繊維が少ないもので、絹か綿素材がおすすめです。
そして締め付けのゆるさも選ぶ時のポイント。ぴっちりした腹巻きだと、かえって逆効果なので。
保温のためには、「締め付けない」「苦しくない」のも大事なことです。

湯たんぽは寒い日の布団の足元に入れるのが一般的ですが、私は股の間に挟んだり、お腹に乗せたり、下腹に乗せたりと、いろんな場所を温めるのに使っています。

目の健康は肝臓にかかっている、肝臓を温めて、労ってあげよう

眼精疲労を治したい気持ちから、温灸器やこんにゃくを使ってせっせせっせと肝臓温めに励んだ結果、
目の痛みやシパシパした感じが、かなり改善しました。

きみのや

あれ!?ずいぶん楽になってる!!

普通に目が使えることのありがたさよ。
それもこれも肝臓のおかげ、休まず働き続けている肝臓さまを、もっと労ってあげないとな。
肝臓も、目も、いや、体のぜんぶにありがとうって言いたい!
そんな気持ちになりました。

症状だけを見るのでなく、
体の仕組み全体を見ると、もっと自分の体を大事にできそう、そしてよりいい関係が作れそうな気がします。

気になる方は、肝臓温め、いちど試してみてくださいね!

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