冬の寒い朝、みなさんどんなふうに一日をスタートしていますか?
お家全体が冷えていて、台所なんて特に寒くって、思わずぶるぶるぶるっと身震いしますよね。
そんなときに、レンジでチンするだけで、簡単に使えて温かいのが、米ぬかカイロです。
お米と米ぬか、塩で作るこのカイロ、
一度使うとその気持ちよさに手放せなくなります!
冷え性の方や寒さが苦手な方に、超おすすめなので、
ぜひ参考にしてくださいね!
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2021/02/8e4d8d01faf19a4bf9a53c7d9dff6865-2.jpg)
これがあれば、寒くても朝起きるのが楽しみになりますよ!
米ぬかカイロはなぜ温かくなるの?
そもそも、なぜ米ぬかが温かくなるの??かですが、
それはずばり、
米ぬかに含まれる水分が温かい蒸気となるからです。
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2022/12/1c13300ded62868a85f504239976cb8e.jpg)
野菜や穀物など、自然のいきものは、常に呼吸をしていて、
乾燥と保湿を繰り返しながら、つねにある程度の湿度を保っています。
その水分が、電子レンジで加熱すると、温かい蒸気を生むというわけです。
その温かさを一定時間保ってくれるのが、米ぬかや玄米や小豆など。
◎カイロで有名な桐灰さんが発売している、「あずきのチカラ」という商品のパッケージに、大きく「天然蒸気」と書いてあるのはこういうことですね。
じんわり体の中まで届く温かさ、「湿熱」だから気持ちいい!
そんな蒸気の温かさは、なんといってもその気持ちよさが特徴。
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2021/02/8e4d8d01faf19a4bf9a53c7d9dff6865-2.jpg)
散髪屋さんや美容室で首に当ててくれる蒸しタオル、あれ、ほんとに気持ちいいーー。
オジサンの特徴の一つに、
居酒屋で出てくる熱いおしぼりで顔を拭くってのがありますが、
あの気持ち、私はめっちゃめちゃわかります。(拭かんけど。笑)
疲れた体が無意識に求めてしまう、それが蒸気!!
そんだけ気持ちいいんですよね、蒸気って。
乾熱と湿熱の違い
ここで知っておいて欲しいのが、温かさにも種類があるということ。
暖房器具やカイロなどは、どれも「温めるもの」という点では一緒なんですが、
実はその温め方には「乾熱」と「湿熱」の2種類があります。
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2023/01/40afb74c267d886bed2a8ebd801168b2.jpg)
◎乾熱…エアコン・こたつ・電気毛布・ホットカーペット・ストーブ・使い捨てカイロ
乾熱は、体の表面は温まりますが、中までは浸透しません。
おまけに肌も空気も乾燥してしまい、その場を離れると今度は一気に寒い!!
熱くなるのは表皮だけです。
(こたつで寝ると風邪をひくのは、表皮が熱くなることで、脳が体を冷やさなきゃと思ってしまい、逆に体が冷えてしまうことが理由です。)
◎湿熱…お風呂・湯たんぽ・蒸しタオル・生姜湿布・こんにゃく湿布・米ぬかやあずきのカイロ・岩盤浴・よもぎ蒸し
湿熱は、蒸気の力でじわじわと体の深部に浸透する温め方です。
内部まで温まるので、血行がよくなったり、自律神経が整ったりと、体の働きそのものにも良い効果が期待できます。
冷え対策を考えるときは、
体の表面を温めるのか、体の内部を温めるのか、この違いを知っておくといいですね!
☆同じように調理方法によって体の温め方が変わる生姜の使い方も記事にしていますので、ぜひ参考にしてください!コチラ↓
米ぬかカイロは手作りできます!
そんな湿熱が気持ちいい米ぬかカイロ、実はご家庭でも作ることができます。
用意するのは、
米ぬか・玄米・塩・鷹の爪・好みでローリエやハーブ適量。
※米ぬかと玄米と塩の割合は、2:2:1です。
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2021/01/C7CF230D-349A-4281-A177-F079A9A247B6-1024x768.jpeg)
①まず玄米と米ぬかと塩をフライパンで軽く煎ります。(殺菌殺虫のため)
②少し色が変わってきたら火を止めて、好みのハーブや唐辛子を加えます。(ハーブはお好みで、唐辛子は防虫のためと保温効果のために入れたほうがいいです)
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2021/01/10AF9005-E0F3-43BB-8F16-27E7CD9A596F-1024x768.jpeg)
これがカイロの中身になります。
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2021/01/1A7157D1-4264-4AB8-8D10-8DD564CEE4C9-1024x768.jpeg)
④袋に入れて、チンして使います。
米ぬかを入れる袋の作り方
袋は米ぬかが漏れないように、二重にします。木綿の柔らかい布ならなんでもかまいません。
もし着なくなった服があれば再利用してもいいですね!
ちなみに私が作っているカイロのサイズは、
- 首巻用カイロ→長さ45センチ・幅8センチ
- お腹用カイロ→長さ20センチ・幅12.5センチです。
(外袋は3ミリほど大きく作ってください。)
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_0634-1024x768.jpg)
縫い物が苦手だなぁ、、という方もいらっしゃると思いますが、そんな場合は、内袋だけがんばって作るか、100均で買うなどしてもらい、外袋は、手ぬぐいやハンカチで巻いて代用してもらえば大丈夫です。
あと、意外といけるのが、穴があいて履けなくなった靴下!
ほどよく伸縮性があって、出し入れしやすくて、充分外袋の代わりになりますよ☆
米ぬかカイロの使い方
米ぬかカイロは電子レンジで1分〜1分半温めて使います。
(加熱しすぎると焦げる可能性があり危険なので、注意してください。)
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2021/01/39839F96-8830-464F-AB9A-D7C106C0118B-1024x770.jpeg)
首に巻き付けたり、
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2021/01/CA9C156F-7EA9-43E6-9052-EB07585B3EC3-1024x799.jpeg)
目にのっけたり。
特にパソコンやスマホを触った後は、リラックスできてオススメです。
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2022/12/387272f0232a82c3fd6b8e590a1c5565.jpg)
こちらは足首に巻くタイプ。
他にも、おへそ、おへその下の丹田、腰、仙骨のあたり、足の付け根の鼠蹊部など、
ツボやリンパを温めるのもいいですよ!
![](https://daijyo-bu.com/wp-content/uploads/2021/02/8e4d8d01faf19a4bf9a53c7d9dff6865-2.jpg)
気持ち良すぎておっさんみたいな声出るよ。
もし材料を揃えるのが大変すぎるーと感じた方は、
米ぬかだけでも、玄米だけでも、あと小豆でも代用できるので、試してみてください。
寒い冬の強ーい味方!米ぬかカイロで冷えと寒さから体を守りましょう〜☆
コメント