【七輪陶芸の始め方】絶対おすすめしたい一冊の本と、最低限必要な材料と道具

こんにちは。

陶芸が大好きで、これまでいろんな陶芸教室に通った経験があり、

現在は自宅で七輪陶芸を楽しんでいる、きみのやと申します。

「自宅で陶芸がしてみたい!」

「窯はないけど焼いてみたい!!」

そんな陶芸好きさんの思いを叶えることができるのが、七輪陶芸です!

でも、その準備や方法について、わかりやすくまとめられた情報が意外とないんですよね。

私も自分で七輪陶芸を始めようと思ったときに、情報をネットでくまなく検索しましたが、ここ!というサイトを見つけることはできませんでした。

だけど、ある一冊の本のおかげで、七輪陶芸の可能性が、一気にバァーーーっと広がったんです!

それは、「すべてができる七輪陶芸」という本。

この本、ただの手引書ではありません。

文字通り、誰もが、自由に、なんだって作っていいんだよ!っていう、

優しさにあふれた本です!!

この記事では、その本の紹介とあわせて、

私が実際にやってみてたどり着いた、最低限必要な材料と道具についても紹介します。

陶芸に興味のある人、自宅でやってみたい人、たくさんの陶芸好きさんに、

参考にしていただけたら嬉しいです!

目次

まずはこの一冊!「すべてができる七輪陶芸」吉田 明著

七輪陶芸って一体どんなもの??

そんなざっくりした疑問に答えてくれるのがこの本です。

いくら自宅でできると言われても、ほんとに?ほんとに七輪で焼けるの??

と不安に思うのがやったことのない人の正直な気持ち。

でもこの本は、七輪陶芸がどれほど面白いか、お金をかけずに始められるか、

そしてやきものの奥深さを体験できるかを、とてもわかりやすい言葉で説明してくれています。

著者の吉田 明さんの人柄が伝わってくるような文章、

そして実際の作陶と焼成の様子が写真で細かく紹介されていて、

技術的なことも含め、必要なこと全てが網羅されています。

A5サイズで107ページというコンパクトさも嬉しいところ。

軽くて、薄くて、でも写真がいっぱい載っていて、必要な情報が詰まってる。

そして優しさに溢れている。

持ってるだけでなんだかワクワクしてくる、こんな本なかなかないと思います。

きみのや

初心者に寄り添ってくれる、後押ししてくれるかんじがするよ!

これから七輪陶芸を始めようと思っている人にも、

陶芸の新たな可能性を探っている人にも、

手作りのぐい飲みでお酒が飲みたいなぁ、、という人にも、

自信をもっておすすめしたい一冊です。

七輪陶芸に必要なものをまとめました

上記で紹介した本にも詳しく載っていますが、実際にやってみた私の経験も交えて紹介します。

成型時に必要なもの

◎粘土(ネットで購入できます!)

私は主に赤荒土を使っています。(赤土だと釉薬をかけなくても面白い色合いにできあがるから)

※その後試行錯誤した結果、釉薬をかけずに作るときは「野焼き粘土」を使っています。

◎手ろくろ

あったら便利です。気分もあがります^ – ^

ない場合は、木の板に厚紙を置いて真ん中を画鋲で止めることで代用できます。

◎ヘラなど

ヘラなどの道具はたくさん種類があって、どれを買えばいいのか迷ってしまいますが、作りたいものに合わせて、最低限のものがあれば大丈夫です。

専用の道具じゃなくても、竹串とか、木の板とか、割り箸やスプーンなど、代用できるものを見つけるのもまた、楽しいものです☆

きみのや

私はダイジョーブくんを作るときは、線描べら一本と、ハガキ大の木の板、針(手芸用のとじ針)だけで作っています。

◎水を入れるボトルと雑巾となめし皮

粘土をさわるときに必ず必要なのが水です。

陶芸教室では洗面器とかボウルに水を張って近くに置いて使うのが一般的ですが、自宅で小さな作品を作るときにはそこまでの水は必要ありません。

なぜなら

  • 場所をとる
  • 水道から机まで運ぶときにこぼす危険性がある
  • 後片付けが面倒くさい から。

私は、ちいさなスプレーボトルに水を入れて使っています。

濡らしたい場所にシュッシュッと吹きかけるだけで十分。

あとは表面をきれいにしたいときに、なめし皮にスプレーして使います。

私はこの方法をとるようになって、成型作業がめちゃめちゃ楽になりました!

粘土と、道具(線描べら、ハガキ大の木の板、針、なめし皮、スプレーボトル)をかごにまとめておけば、作ろうと思ったときにさっと運べてすぐに取りかかれます。

あ、雑巾だけは使うときにぬらしてくださいね。

雑巾は土を乾燥から防いだり、作りかけの作品にかぶせたり、汚れをふき取ったりに使います。

◎作った作品を置くための木の板

木の板に置くのは、徐々に水分をとってくれるから。

また、次の工程に移る時に持ち運ぶために必要です。

↓こういった基本のお道具セットを買うのもオススメです。

参考:陶芸道具や土を購入できるサイト
陶芸.com http://www.tougei.com/shop/c/c71/
泉陶料 http://www.tougei.com/izumi/
ねんどやさん.com https://www.nendoyasan.com

焼成時に必要なもの

◎安心して火を燃やせる場所

七輪陶芸ではこれがあることが大前提です。

七輪で焼くといっても、干物を焼くのとは違って、すごい炎があがります。

できれば広い庭や土間でされることをおすすめします。あと、ご近所の目というのも結構気になります。囲いを作ったり、消火用の水も用意して、安全第一でするようにしてくださいね。

◎ぼろぼろになってもいい七輪

七輪陶芸をすると、七輪の劣化が早くなります。

高温で何十分も焼き続けるので、ヒビが入ったり割れてくることもあります。

◎炭

七輪陶芸の燃料は炭です。ホームセンターで売っているBBQ用の炭で十分高温になります。

ただ、ハゼやすくて、釉薬を施した作品に使うとめっちゃ汚れます。

これを解消したくておが備長炭と岩手のなら炭も使ってみましたが、

価格との折り合いもあり、今は無施釉でマングローブ炭を使うというところに落ち着いています。

きみのや

炭の使い方はまだまだ試行錯誤中。

◎火バサミと手袋

手袋は耐熱性のがいいです。軍手に比べると高いけれど、1,000円以上するものをおすすめします。

わたしは、“安く買って自慢する”という大阪人特有の選び方をしてしまって、危うく火傷しそうになりました。笑

◎ドライヤー

送風用です。これはホームセンターなどで売っている一番安いので十分です。

以上が七輪陶芸で必要なものです。

あとは、お菓子の缶やふた、焼き網、アルミホイルなど。

おうちにあるもので工夫することができます!

まとめ:土がやきものに変化する!七輪陶芸にはその感動があります!

趣味で陶芸をするときは、ほとんどの場合陶芸教室に通うという選択肢しかありません。

だけど、できることなら、やきものを、自分の手で、作り上げたい!!

これは誰もが思うこと。

その体験をするのに、七輪陶芸はうってつけの方法だと思います。

土をこねて、形をつくって、乾燥させて、火で焼いて。

確立された方法ではないし、うまくいく保証もないけれど、

やればやるほど面白くなっていく、それが七輪陶芸の魅力です。

特別なものを買わなくてもだいじょうぶ。

「とにかく、やってみたい!」

たくさんの人のその気持ちが、いつか叶いますように!!

きみのや

ぜひチャレンジしてみてね。

自宅で陶芸を始める方法について、こちらの記事でも紹介しています。ぜひご覧ください。

「自宅で陶芸がしたい」と思っている人に! 望みを叶える三つの方法とそのメリットデメリット

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