ハンドメイドマーケット“minnne(ミンネ)”で、ダイジョーブくんの販売を始めました

私が作っている陶器の神様ダイジョーブくん。
昨年から今年にかけて、自宅で、七輪で、炭を燃やして焼くことに挑戦し続けてきて、
ようやく割れずに焼けるようになってきました。

で、ちょっと手応えを感じたわたしは、100体つくって個展をするぞ!!という目標を掲げていたのですが、
なんとダイジョーブくんを購入したいという貴重な友人の声もあり、(ありがたい!笑)
早く販売始めた方がいいよという友人の言葉に背中を押され、
minnneというサイトで販売を始めることに決めました☆

目次

ダイジョーブくんの楽しみ方

いちおう簡単にダイジョーブくんてなんぞや??を説明しておきますと、、、。
ダイジョーブくんとは私が20代のころから作っている陶製の置物で、大きな目と耳、笑顔が特徴です。
子供の頃から「しんどいなぁ」ということが多かった私がいつも求めていたのは、
なんでも話を聞いてくれて、私を見てくれて、やさしく微笑んでくれるなにか。
ダイジョーブくんはそんな私の心の状態が生み出した、神様のような友達のような存在なのです。

いつも変わらずそばにいて、ダイジョーブダイジョーブって味方でいてくれる、
それがダイジョーブくんなのです。

その辺の詳しい話はこちらの記事で↓


そんなダイジョーブくんは、野焼き粘土で形を作り、七輪に炭を燃やして焼いています。
一般的に陶芸はガスや灯油や電気などの陶芸窯で焼くのが普通だけど、
私はまだ窯をもっていないので、できる方法を模索してたどりついたのが、直接火で焼くことでした。
これがどうにも難しくて、(そりゃそうだ!だからやってる人がほとんどいない、、^^;)
割れたり、爆発したり、ヒビが入ったりの繰り返し。
でも、そうやって土と火と向き合っているうちに、これこそが陶芸の喜び、面白さだと感じたんです。
なんだかとても根源的な、DNAが呼び覚まされるような懐かしさと、自分でコントロールできないものづくりの面白さ。
なにより、今から何千年も前に生きていた人間と、同じことをしてるっていう、
そのことへの感動がいつもありました。

時を超えてつながった??


縄文土器にロマンを感じるように、土から生まれたということと、炎で焼かれたということ、
そのシンプルな過程から、手に取った人になにかを感じてもらえると嬉しい。
そして、何十年、何百年後に、土偶や埴輪のように、未来の誰かが発掘して、今の時代に思いを馳せてくれたら感激です。
火のあたり具合でできた色の違い、はぜた炭の汚れ、自然に一部ガラス質になった部分、そのすべてにドラマがあるから。

きれいに焼けるとそれはそれで嬉しいのです。正直やった!って思います。
だけど、私の作品はきれいとはちょっと違います。
どの作品も、味があって個性的。眺めていると人生みたいなものが浮き上がってくるんですよね。

「このダイジョーブくんにも、いろんな苦労があったんだろな」
「挫折を乗り越えて、今があるんだろうな」


っていうふうに。
だから、どうか、「一体なにに使うの??」って聞かないでください。笑
そばにいるだけ、それでいい。
そのための、存在だから。

◎minnneの販売ページはこちら。(プロフィール)
◎作品一覧はこちら

古布で作った小物もあります

そしてダイジョーブくんのほかにも、私の手作り小物を出品しています。

使う材料はほとんどが古い木綿の布。
わたし、古布の風合いがすごく好きなのです。優しくて、強くて、粋だから。
さらに、時代を超えて、昔の空気や当時の人たちと繋がれるような気持ちになるのもまた魅力で。


そんな古布をつなぎ合わせ、糸を通して、現代の暮らしに温かな彩りを添えられたらいいなという思いで作っています。
作っているのは鍋つかみやコースターで、コースターはダイジョーブくんの敷物としても使えます☆
手縫いの温かさ、感じてもらえたら嬉しいなぁ。

ネット版、“きみのやの手から生まれたもの展”

こうして作品を並べ、販売を初めてみたら、

きみのや

これってじゅうぶん個展じゃない?

ということに気づきました。
そうか、ギャラリー借りて作品を並べるばかりが個展じゃない。
ネットでも、いろんな人に見てもらえれば、それはじゅうぶん個展と言ってもいいのかもしれない
です。

私がものづくりが好きなのは、自分を表現できるから。
うまく話せない、考えをまとめられない、言いたいことが言えない、そんな自分でも、
こうやってマイワールドを作ることができるからです。

ま、なのでブログで文章を書くのは実は苦行でしかないんだけど、、、
あえてそこにチャレンジするって行為も、
ややこしくてめんどくさい 性格の私の、マイワールドの一部なのかもしれないですね。

minnne(ミンネ)でのギャラリー名は、“labo’s k”、作家名は“きみのや”です。
“ダイジョーブくん”で検索しても、表示されますので、
こんな私とダイジョーブくんに興味をもっていただけたらば、ぜひご覧ください。

◎minnneの販売ページはこちら。(プロフィール)
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※2022年11月現在、minnneでの販売を休止しています。





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