【七輪陶芸】温度変化に強い野焼粘土を購入、成型〜本焼きしてみました

七輪陶芸をはじめて約一年。
これまで繰り返し作り続けても、どうにも解消しない悩みがありました。
それは、
ヒビが入ったり割れたりすること。
そこで、
「野焼粘土」という土を使ってみることにしました。

きみのや

さて、どうなるか??

目次

野焼粘土ってどんな土?

たまたまネットで陶芸土を探していて見つけたのが、
ねんどやさん.comさんの「野焼粘土」という土です。

野焼きというのは、その字の通り、野で焼くってこと。
ねんどやさん.comの説明にはこう書いてありました。

野焼や楽焼に使われる急熱急冷に強い土です。

通常の本焼成(1200~1300℃)でも使用できます。

焼成温度:800~1300℃

収縮率:9.5~10.5%

ふるい目:すいひ80目・シャモット40目

成形方法:ろくろ○ 手びねり◎ タタラ○ 鋳込み×

ねんどやさん.com

野焼きのイメージとしては縄文土器や弥生土器、埴輪とか土偶のような、
釉薬がかかっていない、やわらかい焼き物ですね。

一般的な陶芸用の粘土とは少し成分が違っていて、
高温で焼いた土を細かくしたもの(シャモット)が一定量混ざっているようです。
なので、温度変化に強いってことのよう。
触った感じはざらっとしていて、
粘りは少なく、手で引っ張るとブツブツとちぎれるような感触です。

野焼き粘土の断面。見た目からしてざらっとしてます

成型時のメリットデメリット

さて、実際にこの野焼き粘土でダイジョーブくんを作ってみると、

さくさくしてる!!

かなり砂っぽさを感じます。

きれいに仕上げるのが難しいですね。
滑らかさがあまりないので、いつものように成型したら、、、

割れたら最後、もうひっつけることは無理!!

あっけなく壊れます。( ゚д゚)
特に耳がボロっと取れてしまいます。
細かい調整は無理っぽい。
なので、これまでの、パーツを作って貼り付けるやり方から、
多めの粘土のかたまりを耳の辺りに貼り付けて、それから耳の形を作っていく方法に変えました。

そうしたら、耳の付け根がかなり分厚くなって、めちゃめちゃ安定しました!
ざっくりしてて、やわらかく、調整しやすい土なので、
むしろこっちの方が作りやすい!
不安定な耳よりも、しっかりした耳の方が、ダイジョーブくんぽくて良い!


これは怪我の功名ってやつですね。
土を変えなければ、ずーっと今までのやり方を変えずにいってたと思うもんね。
「新しい発見は、不自由や不足から生まれる。」
こういうところが、ものづくりの醍醐味だなと、つくづく思います。

きみのや

失敗は成功の母〜

野焼き粘土で作った作品を、七輪で焼いてみました

一週間ほど乾燥させたダイジョーブくんを、七輪で焼いていきます。
野焼きに強い土ですが、基本に忠実に、除熱をしっかりするのが大事です。
時間をかけて、だんだん火に近づけて、素焼きができたらそのまま本焼きに突入!
送風口を全開にして、ドライヤーで風を送って温度を上げます。

しっかり焼けたら取り出します。

真っ赤に焼けた土って、なんでこんなにも美しいのか、、。
実はこの状態がいちばん好きかもしれない、、笑

冷めるとこんな仕上がりとなりました。
ザ・土器!!!ですね。笑
全体的に汚れているのは、煤と、炭で真っ黒になった手袋で触ったから。
そして成型時のざっくりとした質感がそのまま残っています。
自然釉はほぼ掛からず。
ガラス質になっているところもありませんね。
七輪が新しくてきれいなことも理由の一つかもしれません。
ただ、
まったくヒビも割れもおきませんでした!!
ハハーーー、さすがです。野焼き粘土、強いです!!

繊細な作品は作れなくても、この質感をいかしたものを作るにはとってもいいですね。

忘れちゃならない大事な工程

今回大事な工程を二つ、完全に忘れてました。
それは、
1.素焼きの時は、ホイルで包んでおくこと
2.本焼きの時に灰をかけること

ホイルで包むのは、汚れ防止と熱効率をあげてまんべんなくきれいに焼くため。
そして灰をかけるのは、自然釉のような窯変をつけるため。
なので、今回の仕上がりがイマイチなのはこのふたつをし忘れたことが大きいかも。
次はホイルで包んで、灰をかけて、温度がしっかりあがるまで時間をかけて焼いてみようと思います。

一歩進んで二歩下がる。
まだまだ試行錯誤は続きます。

きみのや

頑張ります!

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この記事を書いた人

こんにちは!管理人のきみのやです。
35歳で結婚後、夫婦で神戸・岡本でオーガニックカフェを11年間経営→現在51歳で田舎の古民家と街の二拠点生活をしています(夫婦+猫一匹)。他人の気持ちに敏感すぎて人付き合いが苦手、ずっと生きづらさを抱えていましたが、料理とモノづくりに救われて生きてきました。田舎暮らしの日常と、私なりの幸せに生きる方法を綴っています。
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