ハクキンカイロの使い方。世界中で愛されている理由とその使い心地

冬本番! 寒さが厳しくなってきましたが、

カイロがひとつあればそれだけで、かなり寒さから身を守ることができます。


この記事では、

大正時代から作り続けられていて、世界中に愛用者がいるという、

ハクキンカイロをご紹介します。


ハクキンカイロの特徴は、

暖かさが段違いに優秀! そして、持続時間が長いこと!

繰り返し使えてゴミにならないのも地球環境に優しくて嬉しいし、

商品に歴史とストーリーがあるところが大きな魅力でもあります。

実際私も、5年ほど前から『ハクキンカイロ』を愛用しています。

聞いたことあるけどどんなカイロなの?という方や、

買おうかどうしようか迷っているという方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ハクキンカイロの歴史

ハクキンカイロを製造販売しているのは大阪の会社(その名もズバリ、ハクキンカイロ株式会社)で、

創業はなんと今から100年近くも前の、大正12年のこと。

初代社長の的場仁市氏が、白金属の触媒作用による酸化反応熱原理を発熱器に利用する特許を取得し、その実用化に成功。

この商品が、白金懐炉(ハクキンカイロ)と命名されました。

これは現社長、的場恒夫さんの言葉です。

カイロは懐炉と書きます。

すなわち懐(ふところ)=心を暖める道具です。

「あたたかい」という感覚は、すべての五感において心地よい感情をもたらす素晴らしい言霊です。

HAKKINはいつの時代も「身も心も暖める商品作り」に夢と情熱を傾けてまいりました。

愛され続けて90年。

カイロを通して培ってきた触媒技術で、新しい未来の可能性へ挑戦したい。

私たちHAKKINの夢はこれからも続いていきます。

ハクキンカイロHPより http://www.hakukin.co.jp/index.html

カイロはただの暖房器具ではなく、
心も暖めてくれる道具だと、
あたたかいという言葉には、五感に働きかける力があるとおっしゃっています。

会社のトップである社長さんの言葉が、こんなにも優しくて暖かい、

もう、これだけでも、ハクキンカイロにはただならぬパワーがあることがわかります。

日本では昭和に入って、全国の薬局や百貨店で販売が始まり、

後の戦争では軍隊用の特需品としての生産が拡大します。

昭和20年に、空襲で社屋と工場のすべてを焼失するも、戦後再び会社を発足。

海外輸出が増えて、多くの米兵にも使われるようになります。

その後昭和37年に南極観測隊が携行したことで国内で一気に有名になり、

今ではアウトドアやキャンプをする人、屋外で仕事をする人など、多くの人に愛されて、

世界中で販売されています。

ハクキンカイロの仕組み

ではハクキンカイロはどんな仕組みで温かくなるのか、説明していきます。

ステンレスでできているカイロ本体の下の部分には、綿が詰まっています。

その綿に、ベンジンを染み込ませ、上部のプラチナ触媒に点火することで、

気化したベンジンとプラチナ触媒が反応して、ベンジンは水と炭酸ガスに分解され、

この時発生した酸化熱で温まるというわけです。

(※点火は、反応を開始させるために3秒程度火をかざすだけです。燃やすわけではありません)

なんとこの熱エネルギーは、使い捨てカイロの13倍!!

持続時間は最大で24時間です。

人気の秘密はこの確実な温かさにあるんですね。

ハクキンカイロの使い方

ハクキンカイロを使用するのに必要なものは、次の通りです。

  • カイロ本体
  • ベンジン
  • ベンジン用給油カップ(ピンクのもの。カイロの付属品です)
  • マッチ
  • フリース素材の収納袋(カイロの付属品です)
  • カイロベルト(別途購入しました)

まずは、孔雀の模様がついているフタをあけて、中の火口を外します。

そこへ給油用カップを本体と平行になるように差し込み、ベンジンを注ぎます。

カップには線がついており、半分まで入れると6時間、上の線まで入れると12時間、

2杯入れると24時間温かさが持続します。

ベンジンを入れたら、カップを90度回します。するとベンジンが本体の中へ入っていく仕組みになっています。

給油用カップを外し、次に最初に外していた火口を取り付けて、触媒の部分に火を近づけます。3秒ぐらいでOK。

(燃やす必要はありません。熱が伝わればOK)

蓋をして、しばらくすると反応が始まり、熱を持ち始めます。

そのままでは熱すぎるので、フリースの専用袋に入れて使います。

そのままハンドウォーマーにしてもいいですし、

袋についているループにひもを通して首から下げると落とす心配がありません。

市販のカイロベルトに入れれば、腰やお腹を温めるのにとても便利です。

ハクキンカイロ、実際に使ってみた感想(良かったところ)

一定の温度が長時間続く

まず一番に思ったのは、長時間温度が一定ということ。

使い捨てカイロだと冷めたり、逆に熱すぎたりと、使用感にムラがありますが、

ハクキンカイロの場合、ほぼ一定して温度が持続します。

ポケットや服の中で使えば、いつでもあったかい。

ずっと発熱してくれている安心感があります

蒸気を含む、湿熱の気持ち良さ

そして温かさに、しっとりとした水分が感じられること。

これが私の実感として、一番嬉しいことでした。

実は熱には乾熱と湿熱という2種類のタイプがあります。

  • 乾熱…使い捨てカイロやエアコン
  • 湿熱…蒸しタオルやお風呂、こんにゃく湿布や生姜湿布、玄米カイロ、小豆カイロなど

乾熱は表面を温めるのに対して、湿熱は蒸気の作用で、熱が体の奥に浸透します。

私は以前からよく自分でこんにゃく湿布をしていたので、湿熱の気持ち良さについてはよく知っていました。
体の中に、熱が入っていく感じ。皮膚をあたためるだけじゃなく、浸透する暖かさ。

ハクキンカイロはプラチナ触媒の反応によって、二酸化炭素と水分を生み出すのですが、
使っていると、その水分を含む、しっとりとした温かさを感じるんです。

多くの人に愛されている理由、心地いいと感じる理由は、この唯一無二の暖かさによるところが大きいのでしょう。

ハクキンカイロのデメリット

そんなハクキンカイロは、始めに購入するのに約3,000円、ベンジンが900円ぐらいしますので、

最初はそれなりにお金がかかります。ネットで買うと+送料がかかりますね。

(※カイロ用ベンジンは薬局では販売していないので、主にネット購入になります。東急ハンズやロフトなどの季節用品コーナーで取り扱いがあることもあるけれど、少し割高になります。)

使い捨てカイロと比べたら、やっぱりちょっと高いかもしれません。

ですが、半永久的に使える商品ですし、交換部品の販売もされています。

使い捨てカイロのようなゴミのストレスがないこと、持っていて嬉しくなるデザイン性の高さ、

愛着がわく歴史と使い心地。

そんなお金にはかえられない喜びがあるので、価格の高さは許容範囲といえるでしょう。

もう一つのデメリットは、使用中若干ベンジンの匂いがすること。

キャンプやアウトドアで使うにはまったく気にならないと思いますが、

例えば通勤電車や部屋の中で使っていたら、ちょっと周りの人が気づくかもしれません。

だけど、若干なんですよね、時折一瞬ふわっとベンジンの匂いがするぐらいのことですが、、。

ハクキンカイロ、良いところとデメリットのまとめ

【良いところ】

  • すぐに温かくなる
  • 温度が長時間持続する
  • デザインがいいので持っていて嬉しい
  • 日本の技術が世界に愛されていると思うと持っていて嬉しい
  • 温かさが湿熱なので、体の芯から温まる
  • ゴミがでない

【デメリット】

  • 最初に購入コストがかかる
  • 使用中に若干ベンジンの匂いがする

まとめ:なんといっても愛着がわくカイロです

こうしてみると、ハクキンカイロの魅力って、機能だけじゃないということがよくわかります。

カイロなんだけど、なんだか優しさとか懐かしさも感じるもの。

朝起きて、一手間かけてカイロを用意することは、自分や家族を大切にすることとも通じるのかもしれません。

もちろん使い捨ては便利で、いつでもさっと人に渡せるという良さがあります。

なのでそこは時と場合に応じて使い分けるといいですね。

冬の暮らしを楽しむひとつのアイテムとして、ハクキンカイロ、これからもますます愛着がわいていきそうです。

体と心を暖めてくれる、ハクキンカイロ。

創業者のやさしい気持ちが込められた、日本が世界に誇る逸品です。

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この記事を書いた人

管理人のきみのやです。他人の気持ちに敏感すぎて人付き合いが苦手、人生思い悩んでばかりですが、料理とモノづくりに救われて生きてきました。
OL→フリーター→グラフィックデザイナー→結婚→夫とオーガニックカフェ経営→現在50歳で里山と街の二拠点生活中。
私の経験が、少しでも誰かの元気の素になりますように。
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