【古民家の湿気対策】扉は全部はずしてしまおう!カビの生えない空間づくり

梅雨空が続いています。
田舎の古民家暮らしにとって一番おそろしいもの、それは湿気です。
今日の部屋の湿度はなんと74パーセント!!!危険な数値!!見たくない!!

昨年いたるところにカビが発生した経験から、
部屋の中の扉を外すなど、いま実践している湿気対策をまとめましたので、
同じように湿気やカビにお悩みの方に参考にしてもらえればと思います。

きみのや

扉をはずしたら楽になった!

目次

古民家の湿気はいたるところからやってくる

ジメジメ感がすごい、西側の庭

私が暮らしている古民家は、目の前が田んぼ、そして家の裏側(北側)に山が迫っているという、典型的な湿気の溜まりやすい一軒家です。(しかも庭には池まであります、、(ToT))
なので、田んぼ側からも、庭からも、山からも、湿気がやってくる。

床下にはなにやら換気システム的な機会が回っていますが、そうはいっても家は剥き出しの土の上に建っているわけで、断熱材や除湿材はなにも入っていません。だから雨の日は相当湿気がたまっているはず。
土間やお風呂場にも換気扇がありませんので、家の中にはいとも簡単に湿気が流れてきます。

さらに悩ましいのが、昔の家特有の、細かく間仕切られた間取り。
大きな古民家だと「田の字作り」になっていて、襖をはずせば大広間!ってとこもありますが、
我が家はそうではありません。
家の中の至る所にある壁のおかげで、風の流れが分断されて、
逃げ場のない湿気があちこちにたまってしまうのです。

古民家のカビ対策① 扉は可能な限り外してしまう

そんな古民家暮らし一年目の昨年は、カビ掃除にあけくれました。
収納棚の裏側、食器棚の中、収納ケースを置いた場所の床、押し入れの中、山側の壁、
次から次へとカビが生えて、もう戦意喪失のお手上げ状態!(ToT)
カビだらけになったいくつかの収納棚を処分して、カビ取り剤で掃除して、なんとか表面的には落ち着いたものの、
いつまたカビが生えるかわからない恐怖は続いています。

そこで、可能な限り、家の中の扉という扉を取り外すことにしました。
カビが発生するのは大抵閉め切った場所や風の通らない場所です。

なので、そもそもそういった場所をなくしてしまおうという作戦です。

我が家で外した扉は、

  • 押入れのふすま
  • 部屋の仕切りのふすま
  • 洗面所下の収納の扉
  • 台所のシステムキッチン下の扉
  • 食器棚の引き戸
食器棚は扉を外して布をかけています
システムキッチン の下も、あえてオープンなスペースに

実際いろいろ外してみて思ったのは、

きみのや

扉がない方が断然使いやすい!!

ということ。

湿気がこもらない、きれいに保てる、掃除がしやすい、中に何があるかひと目でわかると、
いいことづくめです!!
湿気にお悩みの方は、まずは扉を外すことから初めてみてもいいかもしれません。
おまけに、モノを隠せなくなったおかげで、使ってないものを断捨離するいい機会にもなりました。

古民家のカビ対策② 空気のたまりをつくらない

次に大事なのが、空気のたまりを作らないということ。
例えばタンスの裏側とか、収納棚の奥とか、部屋の角とかですね。
こういった場所は風も通らなければいったんこもった湿気の逃げ道もないので、すぐにカビが発生します。
なので湿度の高い日は、できるだけ扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を回すのが大事。
我が家では何台もの扇風機を回しっぱなしにして湿気がこもらないように気を付けています。

ほぼ回しっぱなしの扇風機。カバーはセリアで買いました。笑
アイリスオーヤマ のサーキュレーター

アイリスオーヤマのサーキュレーターは持ち運びしやすく部屋の広さに合わせて選べて便利。
できるだけ天井に向けて回した方が空気が循環するようです。

乾燥機ほしい、、。

空気のたまりを作らないための扇風機ですが、時にはこんな使われ方も、、。
梅雨の洗濯ってほんと悩ましいですね。
とにもかくにも、扇風機は回しっぱなしです。

古民家のカビ対策③ 除湿剤はいくらあってもいい!

カビ対策でもうひとつ欠かせないのが除湿剤です。
私が暮らしている古民家は、4部屋+台所という間取りですが、
水が溜まる置き型タイプの除湿剤を全部で20個〜30個ほど置いています。
湿度の高い時期にはあっという間に水がいっぱいになるので、結構頻繁に交換します。
こういった除湿剤はスーパーでもホームセンターでも売られていて、買いやすい値段なのが救い。>_<

他にこういった炭を利用した商品も使っています。(昨年カビに悩んでいるときに夫のお母さんが送ってくれました☆)

除湿剤は、カビ予防のために、梅雨に限らず一年中置いておきましょう!!

カビが生えてしまった時におすすめの市販のカビ取り材

いろいろ対策しても、カビが生えてしまったら、、、
そんな時は市販のカビ取り剤の力も借りましょうー。(T . T)

古民家でカビが生えやすいのは、主に木の部分。家そのものの構造材や、家具などです。
そして時にはそこから畳にまでカビが広がってしまうこともあるのですが、
こちらの商品は、そのどれにも使える優れもの!

どんなタイプのカビにも使えて、使い方も簡単なのでおすすめです。

使い方は、カビの部分にスプレーし、30分放置→水拭きして乾燥させる。といたって簡単。
1回で取りきれない時は2回、3回繰り返すと、きれいになります。

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古民家の湿気は、早め早めの対策を!

家の中にカビが生えてしまうと、気持ちが一気に落ち込みます。
見つけたショック、そして、誰も掃除してくれない、自分がやらなきゃという現実にも、、。笑
どうしても生えてしまったカビは、しっかり薬剤を使って掃除しましょう。

そして、やっぱり大事なのは、
カビを生やさないこと!
一旦カビが生えてしまうと、掃除の手間もお金もかかるし、気持ちがめっちゃ落ち込みますから。^^;
ただでさえ湿度が高くて、体調崩しがちな梅雨の時期。
余計な仕事を増やさなくてもすむように、早め早めの湿気対策をオススメします!

きみのや

できることからやっていきましょー

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