家猫になって半年経ったよ。“元野良猫はいちゃんの悩み”vs“飼い主の悩み”

猫のはいちゃんがうちで暮らすようになって半年が過ぎました。
猫とわたしの関係は、縮まったかと思ったら離れるの繰り返し。
まだまだ警戒をゆるめないはいちゃんと、はいちゃんの様子に一喜一憂するわたしの、
お互いの悩みを並べてみます。
猫飼い玄人さん、よかったらぜひご意見くださいまし!笑

目次

round① ごはんの量と種類問題

はいちゃんのお気に入り。いなばの「すごい乳酸菌」。カリカリタイプのおやつです。
はいちゃん

もっとお腹いっぱい食べたいニャ!!!

たくさん食べて太って欲しいけど、吐き戻しするし、どうしたらいいん??

今いちばん気にかけていること、それはやっぱりごはんのことです。
はいちゃんは元野良猫だったので、優雅にぽりぽりキャットフード食べる、とはいかず、
ご飯の時はいつも、ものすごいスピードでがっついています。(がっつく→からの丸呑み)
それはきっと、「食べれる時に全部食べとかな!!いつ食べれんくなるかわからんし!!」っていう本能のせい。
虫とかカエルを捕まえて食べるしかなかった山の野良猫時代の生きる術として備わった、早食いのワザということなんでしょう。

でもそのせいで、食べた直後に吐き戻すことが多くて、
なかなか栄養が身にならないのか、体重が増えない状態が続いています。(私か!!(T . T))

これまでに対策として、

・キャットフードを吐き戻し軽減タイプのものに変える
・ごはんの回数を増やして少しづつあげる
・お腹にヘアボール(体を舐めて自分の毛を飲み込むから)がたまっているかもしれないから、毛玉取りの薬を舐めさせる
・キャットフード だけじゃなく、肉や魚を混ぜてあげる

などをやってきました。

一時期、鶏の胸肉と砂ずりとハツを包丁で叩いてあげてたこともあったのですが、
管理が難しくて今は茹でた鶏肉だけをキャットフードに混ぜてあげてます。

そんな感じでいろいろ試しながら、おやつも混ぜながらではあるけれど、
はいちゃんの体重から計算したごはんの適量には届かない日が多いんですよね。
猫は家猫になればごはんもりもり食べて太るもの。と思っていたのだけど、んな簡単な話ではなかったなー。

それにしても、まじ他人事と思えん!!
食べても食べても太らない、食べ過ぎたら具合悪なる、で、いつも大体痩せている、
そんな消化器よわよわ人間の私と、あまりにも似ている猫、それがはいちゃん、、。

脂っこいもの食べても肉食べてもポテチ食べてもビール飲んでも平気な夫に似れば良かったのにねぇ〜。(悪意はありません!笑)

round② 爪切り問題

はいちゃん

アタシの大事な武器よ!ほっといて!!

きみのや

畳の傷が、もうヤバイ、、。今日こそ切ってやるぜーー!!

そしてこれまた悩みの種、猫の爪切り問題です。
室内飼いの猫ちゃんって、だいたいみんな定期的に爪切りしてると思うんだけど、
はいちゃん、ぜんっぜん切らせてくれません。
爪切り以前に、抱っこが嫌で、すんごい暴れて逃げ出してしまう、、。

で、キンキンに伸びた鋭い爪で、畳の上で狩り遊びして、ダッシュしたり、回転したり、急ブレーキかけたりするもんだから、写真のような傷があちこちにできてしまいました。(T . T)
いくら古民家っつっても、賃貸で住んでるおうちだし、どうしてもおおらかな気持ちで放置できないわたしです。

家猫になりたての3月4月ぐらいは、抱っこもできて、爪も切れたのが、なんででしょうねぇ。
まあ爪切られるの、ほんまに嫌なんやろなぁ、、とは思うけど、
こっちとしても畳が傷だらけになるのはほんまに嫌やねん、、。
それに尖った爪で引っ掻かれたら流血やしなー。

爪切りしたら→ちゅーるもらえる。
ここを教えてあげれてないのが問題ですね。

あと最大の問題は、私の殺気!!らしい。
「今日はやったるでーー、爪切るよーー、顔拭くよーー、」
こういった気持ちで近づいたら、必ず逃げていきます。
野生の生き物の危機管理能力の高さってすごいですね。

なので問題解決のためには、わたしが平常心を保つこと。
わかってはいるんだけど、なんか、どうも、殺気みたいなのが出てしまってます、、。
(ちなみに、、、殺気ゼロの夫には、すりすり甘えます。)

round③ 居場所問題

最近のお気に入り、amazon箱ベッド。
はいちゃん

ベッドも遊び場ももっと増やしてくれニャ!

きみのや

どこになにを作れば使ってくれるのか??

最後ははいちゃんの居場所について。
今のところ、はいちゃんの居場所はハウスの中と、その周辺なのですが、
相変わらず高いところに登ろうとしないタイプの猫なので、
椅子やソファーに登ることはほんとに少ないです。

大体床に寝そべっている。

手作りした木製のタワーも、ごはんを食べる場所としてしか使ってなくて、
高い場所から外を眺めて昼寝するとか、そういったことがありません。

でもね、
よく観察してみると、高いところが苦手というよりも、
ジャンプ力がそんなにないから、高低差のあるところに行かないだけ
という感じがします。

なぜなら、山にいた時は、ずんずんずんずん上の方までのぼっていってたから。
つまり、緩い坂道を登るのは平気。
だけど、建物の塀とか、高いところにジャンプして飛び乗るのは苦手ってこと。

それをふまえて部屋の中を見てみると、
はいちゃん好みの小さなステップで登れる場所が全くありません。
ということは、
高低差の少ない階段やスロープをつけてキャットウォーク的なものを作れば、
登ったり歩いたり、登った先で休憩したりしてくれるかもしれない!!

きみのや

遊び場が少なくて、なんだかちょっと退屈そうだし、DIYでなにか作ってあげたいなぁ。

猫は勝手に気持ちのいい場所を探して寝るものとは聞いていても、
より楽しく遊べて、安心して過ごせる、居心地のいい場所にしてあげたいと思っています。

これは一番最近の手作り品。
座布団にブランケットを巻いて、ニトリのシートクッション二枚をつなぎ合わせた、三角屋根の小屋☆

猫のためなのか自分のためなのか??

はて。
こうして書き並べてみると、あるひとつのことに気付きました。
それは、
どれもこれも私の欲を満たそうとしてるだけじゃねーか??ということです。

がーーーん!!!

ほんまにそうやん。
言い換えれば、猫をコントロールしようとしてるってことか!?

猫に太って欲しいのも、もりもり食べて欲しいのも、吐いて欲しくないのも、
爪を切らなきゃと思っているのも、自分が用意した場所でくつろいで欲しいと思うのも、、、

みーーーんな、わたしの欲だった!!.°(ಗдಗ。)°.


ああ、やばいね。
わたしの根底にある闇が露呈したね。

夫婦喧嘩するときも、この私のコントロールしようとする癖が原因なこと、多いんよな。
またひとつ、猫に教えられました。

猫を「飼う」ことに間違いはないんだけど、
互いのやり方を尊重して同居するってのが大事ですね。
夫婦関係と一緒。
親子関係とも一緒かもしれないな。


これからは、あまり力を入れ過ぎないように気をつけつつ、
できることをしていこうと思います。(とか言って、工作とDIYは楽しいからやめられないけど)

はいちゃん

わかればよい!がんばりたまえーー

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