春が近づいてくると、スーパーに並ぶホタルイカ!
店頭ではボイルされたものが売られていて、
手軽に食べられるのが嬉しいですね!
このホタルイカ、そのままでも十分美味しいのですが、
下処理をすることで、さらに美味しくなることをご存知ですか?
ちょっとしたひと手間で、
小料理屋さんのような、
とびっきりの一品に仕上げましょうー☆
簡単なのでぜひやってみてくださいね!
ホタルイカの旬・産地
ホタルイカが漁れるのは、2月中旬〜5月ごろの間ですが、
その時期は産地によって変わってきます。
わたしが住んでいる関西では、まず2月中旬に小ぶりなサイズの兵庫産のものが、
3月に入ると富山産の大きなものが並びます。
どちらも味に遜色はないのですが、
富山産は産卵期に捕獲されるメスばかりなので、まるまると太っているのが特徴。
ぷりっとした身ととろっと甘いワタが特別な美味しさで、ちょっと贅沢な高級品のイメージですね。
値段は1パックあたり200円ほど高めになります。
ホタルイカ(ボイル)の下処理の方法
スーパーで販売されるホタルイカは、ほとんどがボイルされています。
そのためこのままでも食べることができますが、
より美味しく食べるために、下処理をすることをオススメします。
アップで見ると、大きな目がついてるのがわかりますね。
下処理ではこの目と、くちばし、軟骨を取り除きます。
ホタルイカの下処理① 目をとる
まず、目を取ります。
手でも簡単に取ることができますが、苦手な人はピンセットを使ってください。
ホタルイカの下処理② くちばしを取る
次にひっくり返して足の奥にある口を取ります。
手でもつまめますが、苦手な人はピンセットで。
ホタルイカの下処理③ 軟骨をとる
最後は軟骨です、
ホタルイカの頭の部分のエンペラの中心あたりを爪で引っ張るか、爪楊枝ですくうようにすると、
軟骨が出てきます。
これを引き抜きます。
どの処理も、したとしないとでは食べた時の口触りが違ってきます。
目にもクチバシにもこりっとした硬い部分がありますし、
軟骨も口に残ります。
地味な作業ですが、この下処理をしておけば、
小料理屋さんで食べるような美味しいほたるいかを楽しめますよ。
わたしは一気に下処理してタッパーに入れておき、
違う料理で二日ほど楽しみます。
ホタルイカの酢味噌和えは、お酒がすすむ春のごちそう!
旬のホタルイカを食べるには、まずは定番の酢味噌和えが最高ですね。
簡単でお酒にぴったりの、気の利いたアテ、ぜひ作ってみてください!
『ホタルイカとわかめの酢味噌あえ』
作り方
- ホタルイカ(ボイル)…上記のように、下処理しておく
- わかめ…食べやすく切っておく(他にわけぎや菜の花をゆでたものを添えると豪華になります)
- 白味噌…大さじ2、純米酢…大さじ1、砂糖…大さじ1を合わせて酢味噌を作り、ホタルイカにかける。(別添えにしてもOK)
※味噌の甘さによって、砂糖の量は調整してください。
※なめらかな酢味噌にしたい場合は、出汁を少し加えてください。
※練り辛子を少し混ぜると、ピリッと辛味のきいた辛子酢味噌になります。
ホタルイカは、下処理さえしておけば、酢味噌でも、サラダでも、
バター炒めでも、パスタの具としても、手軽に料理に使えてとっても便利です。
春の到来を教えてくれる旬のホタルイカで、ぜひ美味しい一品を作ってください。
お酒の用意も忘れずにね
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