大学病院の口腔外科を受診して思ったこと(含歯性嚢胞・親知らず治療体験①)

「歯根嚢胞」という、歯の根っこの病気を、東京の専門医の先生の病院で治療してから約半年。
なんと今度は、「含歯性嚢胞」という病気が見つかりました。(;ω;)

メンテナンスに通っているクリニックでたまたま見つかって、
紹介されるまま大学病院の口腔外科を受診したのですが、、、

きみのや

違う病院を探そうかと迷っています、、笑

この記事では、埋没親知らずを放置しているとおきる可能性のある、「含歯性嚢胞」という病気について詳しく説明しています。
親知らずの抜歯というとよくある話だけど、その状態や治療法で、後々後遺症が残ったり、他の歯がダメになるといったリスクがあるってこと、実は意外と知られていません。(私も知らなかった1人です。)

ネット上では非常に情報が少ないこの病気と治療について、私の経験を記録に残します。
同じように埋没親知らずがある人や、突然「含歯性嚢胞」と診断されて不安になっている人に、届きますように。

目次

含歯性嚢胞は眠っている親知らずにできる病気

さて、先にそもそも「含歯性嚢胞」ってなんじゃそりゃ??ってことを簡単に説明すると、
生えてきてない親知らず(歯茎の中で横になってる)のまわりに、嚢胞ができること。


歯を包み込むように嚢胞ができて、だんだんそれが大きくなって、そのままにしとくと骨を溶かして神経を圧迫して、
隣の歯に影響が出たり、いろいろややこしいことになるってものなんだそうです。

なので、発見=治療=嚢胞と親知らず全摘出手術という流れが一般的。
自覚症状はほとんどないので、たまたまレントゲンで見つかることが多くて、
私の場合も、たまたま撮ったレントゲンで見つかりました。

歯医者さん「ちょっと気になるところがあって、、。これ、大学病院じゃないとできないから紹介状書きますね。」

えーっと、、半年前も全く同じやりとりだったな。
一度あることが二度ありました。三度目は決してありませんように。

半年前、歯根嚢胞を治療した時の記事はこちら↓

治療よりも気になった、研修医くんの存在

さて、みなさんは大学病院で治療を受けたことありますか?
私は今回がまったく初めてでした。

一応大学病院とか、大きな総合病院のイメージは持っていたんです。
教授回診とか、主治医がころころ変わるとか、研修医がぞろぞろ見学に来るとか、
そういった話ってよく聞くから。
テレビドラマだと古くは「白い巨塔」、最近だと「ドクターX」みたいなことですね。

でもそういうざっくりとしたイメージは頭にありつつも、いざ自分が患者として診察を受けてみると、
あまりのイメージ通りの展開に、動揺を隠せませんでした。

まずやっぱり驚いたのは、担当の先生と若い研修医が入り乱れること。

口を開け、状態を診てもらい、
電気を通して患部の隣の歯の神経が生きてるかどうかをチェックすることになったのですが、
そこで突然、「ほな、ここをこう持ってやってみて」と、器具の持ち方すらわからん研修医にバトンタッチ。

見た目はいかにもまだ学生な研修医先生、指示されたことが理解できてなく、完全に目が泳いでる。
だけどなんかせなあかんと思ったのか、電源の入っていない器具を私の口の中に入れて震えた手で歯に当ててくる。

見かねた担当の先生が「もういいわ」て感じであとを引き継ぐ。

私はびっくりしながらも、じっと受け入れるだけ。
この状況を、黙って受け入れるだけー!!

ほんと大学病院って、患者=練習台 という現実が、リアルに実感できますね。

診察後はさらなる問診。すぐそばにいる担当の先生が、研修医に「患者さんに〇〇○って言って」と言うと、
研修医が私に○○○と伝えてくる。半径50センチのごく近距離でのトライアングル伝言ゲームのはじまりはじまり。
だけどこれがまた大変でした。
だって研修医くんが、「りんご」を「りんご」と伝えられないから、、。(^^;

ここでも説明の途中で、担当の先生が割って入ること多し。
そして会話の内容を記録できない研修医くん。
担当の先生は、「後でちゃんと書いといてや!」って何回も言うてたけど、
あの後ちゃんと書けたんやろか、、、。

きみのや

教えるって大変すね、、。笑

やっぱり顔の見える先生に治療してほしい!

今回大学病院で言われたこと、治療内容は、

◎手術は全身麻酔で行う
二泊三日で入院
麻痺などの後遺症が残る可能性がかなり高い
手術予約は一番早くて10月中旬(今から4ヶ月以上先)


というものでした。
全身麻酔なので、入院の1ヶ月前には心電図やら血液検査やらなんだかんだの検査も必要で、
なんしか、結構大ごとであります。
でもこれらは一応予測してた、想定内のこと。

それよりなにより、私がどうしても不安に思うのは、
どんな先生が手術を担当するか、入院するまでわからない。ってことなのです。

診察してくれた先生は、あくまでたまたまその日の外来にいた先生。
入院して治療する病棟は、また担当の先生が違うんだそうです。
つまり、どんな先生に当たるか、まったくわからない状態で、
加えてその手術の現場が、研修医くんたちの勉強の場になる。
(こっちは麻酔で寝てるしかないし)

これは不安度200パーセント超えですね。( ; ; )
研修医くんたち、見学だけならいいけどな。


手術予約はとったものの、どうしても納得して治療を受けたい気持ちがおさまりません。
なので口腔外科の専門医のいる歯科クリニックを探してみようと思います。


半年前に歯根嚢胞の手術をしてもらった東京の先生にも、相談させてもらおう。
大学病院以外の選択肢、きっとあると思うから。

きみのや

親知らずって厄介ですね、、(^^;;

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