セカンドオピニオンを受けてはじめてわかった、病院によって違う治療法(含歯性嚢胞・親知らず治療体験③)

かかりつけの歯科医で、「含歯性嚢胞」という病気が見つかってから間もなく1ヶ月。
この間、どんな治療をどこの病院で受けるのか、病院探しを続けてきました。
というのも、今回の治療は「親知らずと嚢胞摘出するだけ」という単純な話では済まなさそうだから。(T . T)

大学病院地域の総合病院そして開業の口腔外科医院
セカンドオピニオンを受けてみたら、診断も治療方法もずいぶんと違うものでした。

きみのや

治療が始まってから病院を変えることはできない。
だからこそ慎重に、納得して決めたいですね。

この記事では、埋没親知らずを放置しているとおきる可能性のある、「含歯性嚢胞」という病気について詳しく説明しています。
親知らずの抜歯というとよくある話だけど、その状態や治療法で、後々後遺症が残ったり、他の歯がダメになるといったリスクがあるってこと、実は意外と知られていません。(私も知らなかった1人です。)

ネット上では非常に情報が少ないこの病気と治療について、私の経験を記録に残します。
同じように埋没親知らずがある人や、突然「含歯性嚢胞」と診断されて不安になっている人に、届きますように。

目次

含歯性嚢胞の、「一般的な治療法」と「リスクを抑える治療法」

「含歯性嚢胞」の治療法には、二つのパターンがあります。

一つ目は、親知らずと嚢胞を一度に摘出する、ごく一般的なパターン。
そして二つ目が、一旦「開窓術」という治療を数ヶ月して、嚢胞の縮小を待って摘出手術をするパターン。

なんと、この二つの方法、治療期間やリスクにかなりの違いがあるんです。

表にまとめてみました。↓

※あくまでも私が個人的に調べたり、診察を受けて理解した知識内での比較です。
 病気の状態によっては当てはまらないこともあります。

絵で見るとわかりやすいかな。

大きく違うのは、全身麻酔で一気に摘出するか、段階を経てリスクを最小限に抑えるかってこと。

私はたまたま自分でネットで調べたり体験者の方のブログを読んだり、また以前治療をしてもらった口腔外科の先生に相談することでこの方法の違いを知ったわけですが、
受診した大学病院・総合病院では、このリスクを避ける方の術式「開窓術」については、全く話にも出ませんでした。

大学病院や総合病院って、なぜか「抜歯推奨!!」なんですよね。
ひどい場合は抜く必要のない歯まで、抜歯することも多々あるようで。
なんででしょう??
もしや、若手の研修医の抜歯の練習台なのか???(゚д゚lll)

病院によってこんなにも違った診断と治療法

私は今回「含歯性嚢胞」の治療で、大学病院・総合病院・個人開業医の3箇所の口腔外科を受診したのですが、
(東京の先生に相談したのもいれると4箇所)
各病院によって診断と治療法が全然違ったので、これもまた比較紹介しておきます。

一番左、大学病院の診断は、ごく一般的なものだと思います。
◎真ん中、市立病院の診断は、嚢胞がきれいに取りきれない可能性があるのと、神経がほとんど死んでるから、隣の歯も抜歯します、ということでした。(奥歯を抜歯した後のことを聞いたら、それはかかりつけの歯医者に相談して自分で決めてと言われた。ひどいな〜^^;)

◎右の個人開業の先生は、レントゲン見てすぐに開窓術で治癒した症例を見せてくれて、治療の進め方を説明してくれました。

患者の気持ちとしては、
大学病院は若い研修医に処置されることが怖すぎて不安度100%。
総合病院では隣の歯も抜歯と言われたことと、抜いた後は知らん的な態度にびっくりして不安度200%。
わたし、この時点でかなりショックを受けてしまって、一回どーんと気持ちが落ちました。地球の裏側まで落ち込んだよ。特にこの二軒目の総合病院の先生からは、いかに嚢胞の状態が悪いかとか、手術が難しいとか、抜歯したくないならそれでもいいけど後で再発するだとか、ネガティブな言葉の連続だったので、本当に凹みました。(しかも口の中は一度も見ず、CT見て説明されただけ)。んで、心の底から思いました。「ここは絶対嫌や。」って。笑

それに対して、個人開業の口腔外科では、先生が私をまっすぐ見て迷いなく「開窓術でできますよ」と笑顔で言ってくれたので、安心度100パーセント+ほっとした度100パーセント、200%の信頼感で「お願いします」と言えました。

病院によって、口腔外科医によって、ここまで違うのかと本当に驚きます。
諦めずにセカンドオピニオン受けて良かったと、つくづく思った今回の病院探しでした。

私の病院の選び方

今回私は、3軒目に行った個人開業の口腔外科で治療をすることに決めたのですが、その大きな理由は、先生の治療方針がわかりやすいことと患者の気持ちを理解してくれる先生だと思ったことでした。

じゃあこの病院をどうやって見つけたかと言うと、それはネット検索です。
「含歯性嚢胞」「開窓術」「口腔外科」で情報を探して、体験者のブログもネット上に上がっているものは全部読みました。でもそれだけだと、どこへ行けば信頼できる先生に出会えるかはわかりません。

そこで目安にしたのが、ホームページ上に上がっている症例の数や、相談と回答の数、その具体性とボリュームです。

私が以前「歯根端切除」を受けた東京の先生のホームページはものすごく情報量が多くて、しかも全て具体的。全ての文章に理由と根拠がはっきりしているし、相談への回答も明確。つまり、あいまいな表現がひとつもありません。手術の失敗で悩んでいる患者さんが多いからと、全国の患者さんからの相談をメールで受け付けてくれています。
当時の私はこの先生のHPを知った時、心から救われた思いでした。
「絶対に、この先生に手術してもらいたい!!」
だからこそ、迷いなく新幹線で兵庫から東京まで治療に通うことができたんだと思います。
この先生には、定期的にメールで経過報告をしていて、術後一年まで診てもらうことになっています。
先生曰く、「一年が経過して完治を確認するまできっちり診ます。」とのこと。
今回の「含歯性嚢胞」のことも、この先生にメールで相談して的確なアドバイスをもらえたのですごく心強かったです。

同じように、今回の「含歯性嚢胞」の治療をお願いすることにした個人開業の口腔外科医院も、HP上の情報量がすごく多くて、口腔外科に特化した別サイトまでありました。メールでの相談も受けていて、回答がすごく具体的。
東京の先生と同じく、全ての文章に理由と根拠がはっきりしていて、ここならきっと大丈夫!と思えたというわけです。


町の歯医者さんで、処置できないような病気が見つかった時は、近くの大学病院を紹介されることがほとんどです。
このとき患者側に選択肢はありません。知ってる先生がいるとか、前にかかったことがあるからとか、そういう理由でもない限り、紹介されるままにまずは大学病院を受診するのがごく一般的。
しかも実際に受診するまで、その担当の先生の治療方針や雰囲気はわからない。
もちろん、大学病院や総合病院で、満足できる治療を受けている人もごまんといるし、大きな病院の方が安心感を持てる人だっているでしょう。
なので決して一概に言えることではないけれど、それでもこれだけは声を大にして言いたい。
大事なことは、どこの病院かじゃなく、どんな先生か。
私はこれまでの自分の経験(外科手術3回+口腔外科手術2回)から、そこだけは確信しています。

もし病気で治療を受けるときは、先生の症例数や経験値、そして治療に対しての覚悟と責任。そこをちゃんと見て、納得して、決める。
受け身での治療、特に外科手術は後悔の元になることがある。
あとで後遺症を訴えるなんて、絶対に避けたいですからね。

ということで、長かった悩み期間を終え、いざ治療開始です!
「含歯性嚢胞」の開窓術と、埋伏親知らずの抜歯がどうなったかは、また次回の記事で!!

きみのや

やっと一歩を踏み出せた!!

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