【お味噌の選び方】お気に入りのお味噌を見つけるために知っておくといいこと

みなさん、普段お味噌選びってどうしてますか??

スーパーに並んでいる、たくさんの種類のお味噌には、

「無添加」「塩分控えめ」「国産原料」などの文字がズラリ!

一体なにを基準に選べばいいのか、迷いますよね、、。>_<

そんなふうに、買い物のたびにお味噌選びに迷ってしまうという方や、

美味しいお味噌汁を作りたい!と思っている方のために、

お味噌の見分け方、選び方についてまとめました。

目次

似たような商品がずらりと並ぶ味噌売り場

「あー、そろそろお味噌なくなるから、スーパー行ったら買っとかないとー。」

「同じような商品がたくさんあるなぁ、、何が違うのかなぁ、どれにしようかなぁ。」

日頃こんなふうに思っている人、多いんじゃないでしょうか??

今のように大型スーパーが当たり前になるまでは、味噌はお味噌屋さんで買うものでした。

昔、私が住んでいた家の近くには公設市場があり、

その中のお味噌屋さんには、樽にきれいに盛られたお味噌が所狭しと並んでいました。

欲しいお味噌と量を言うと、

お店の人がしゃもじですくい取って袋にいれてくれた光景を、今でもよく覚えています。

だけどそんな買い方ができるお味噌屋さんは、今ではもう貴重なものに。

とって変わったスーパーの味噌売り場には、いろんな味噌メーカーのパック詰めされた味噌が、

きれいなラベルを身に纏い、棚にぎっしりと並べられています。

ラベルにはお客さんに選んでもらうための売り文句がいっぱい書いてあって、

見てるとどれも美味しそうに思えてきて、

結局最後は値段と、量と、ラベルデザインの雰囲気で選ぶことに。

肝心の味は家に帰って食べてみるまでわかりません。

せめて甘さと辛さの分布図とかの表示があって、

あと原材料やどこまで無添加なのかもわかりやすく書いてあったらいいのになぁと思うんですが、

そこはラベルと製造シールから読み取って想像するしかないんですよね。

メーカーの特徴も、味の特徴も、どこにも書いていないから、

商品の特徴は、消費者が自分で判断する。

それがスーパーで買い物をする、ということなのです、、。(^^;

たくさんの種類があるお味噌、一体なにが違う??

ではたくさんある商品の違いは一体どこにあるのでしょう??

①麹の違い

味噌は大豆麹(こうじ)でできていますが、この「麹(こうじ)」がなにを原料に作られたものかで味や風味が変わってきます。

  • 米味噌…大豆に米麹を加えて作られた味噌のこと(全国的に販売されている)
  • 麦味噌…大豆に麦麹を加えて作られた味噌のこと(四国や九州に多い)
  • 豆味噌…大豆に麹をつけて豆麹にして作った味噌のこと(八丁味噌など、東海地方に多い)
  • 調合味噌…2種類の麹を加えて作られた味噌のこと

②麹の量はどれくらいか

使われる麹の割合によって味噌の味が変わります。麹が多いと甘めの味噌になります。

③熟成期間はどれくらいか

ラベルに、本醸造や天然醸造とあるものは、人工的な温度管理をせず、

自然に熟成させて作っていますよということ。

二年仕込み、三年仕込みとあるのもそういうことです。

熟成期間が長いと風味が増して、奥行きのある美味しさ、コクが出てきます。

対して、温度管理をして発酵醸造を促進したものは、速醸といいます。

お気に入りのお味噌を見つけましょう

お味噌は実際に食べてみないことにはどんな味かがわからないものですが、

麹の種類や熟成度合いなど、自分の好みを知っておけば、買う時の基準にすることができます。

ということで、

まずはこの4つの中から、自分が好きなお味噌のタイプを見つけてみてください。

①辛味があるものか優しい甘めのものか。

②なめらかなものか粒が残ったものか。

③米味噌なのか麦味噌なのか、豆味噌か。

④ダシが入っているものか、入っていないものか。

これだけでかなり絞り込まれましたね!

この自分の好みをメモってからお味噌売り場に行くと、悩む時間が激減します。

好みに合ったものをラベル表記、製造シールで確認しましょう。

ラベルに目移りしてしまうのが、決めきれない大きな理由の一つです。

ラベルデザインではなく、

自分が求めている原材料なのか、味なのか、それを優先させるといいですよ!

私のお気に入りのお味噌、紹介します

私も長年決まったお味噌がない、味噌ジプシーをしていましたが、

今はお米屋さんの紹介で知ったこちらのお味噌を購入しています。

和歌山県の秋幸醸造さんの生味噌(粒タイプ)4キロ入りです。原材料は、丸大豆・米・麦・塩のみ。生味噌なので常温で保存すると発酵が進んで色が濃くなっていきますが、その変化も楽しんでいます。加熱殺菌していない生味噌=発酵が続いているということは、酵母の働きが活発なので、腸内環境が気になる方にはオススメです!

(※容量が多いと割安に購入できるのでいつもこのサイズで購入しています!)

このお味噌があるだけで、お味噌汁も、お料理も、ほんとに美味しく仕上がるので気に入ってます☆

http://akikou.jp/shop/index.html

このお味噌を普段使いにして、ほかに甘めの麦味噌も好きなので時々買うことがあります。

ニンニクと生姜をきかせた麦味噌の豚汁、大好きなんですよね〜〜( ´∀`)

まとめ:100%の正解を狙わなくても大丈夫!

お味噌の味の好みは人それぞれ。いろんなメーカー、生産地のものを試してみて、自分が気に入ったものを見つけてください。とはいえ、気に入ったお味噌を見つけることに一生懸命になりすぎるとしんどいので、そこは80パーセントを狙う感じでいきましょう!^_^

もしちょっと好みと違う味だったなーと思っても、別のお味噌とブレンドして使えば、コクも増し、新たな美味しさが見つかりますし、お料理の調味料として使うこともできます。

調味料選びは誰もが悩む家事の一つです。決まった予算の中で、できるだけいいものを選ぶのって、本当に難しいことですもんね。

まず、ここは大事にしたいなぁっていうポイントを決めて、自分が美味しいと思うお気に入りのお味噌を見つけてください!!

以前の私と同じように、お味噌ジプシーになっちゃってる方に、

すこしでも参考にしていただけたら嬉しいです☆

お読みいただきありがとうございました。^ – ^

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