元山の野良猫のはいちゃんが家猫になって丸3ヶ月。
長いようで、あっという間の3ヶ月。
猫初心者のわたしたち夫婦と、家猫初心者のはいちゃんの、暮らしの一部をご紹介します。
いろいろあったニャ。
☆はいちゃんが家猫になるまでのまとめ記事はコチラ↓
【野良猫から家猫へ】猫のはいちゃんとの出会いから、一緒に暮らすと決めるまでに起きたこと(2019年秋〜2021年春)
はいちゃんの居場所
はいちゃんを家猫にすると決めてから、初めに考えたのが「どこに居場所を作ってあげるか」ということでした。
何年も外の世界で生きてきた猫だし、できるだけ明るくて外を感じられる場所がいいだろう。
そう思って、庭に面した広縁の一部に、キャットタワーと階段、自動給餌器を置くことに。
が、キャットタワーにはいまだに一度も登ろうとしません。^^;
もっぱら爪とぎ専用の「ただの木」として使われています。笑
こちらはタンスに登りたそうにしていたはいちゃんのために作った階段。
運動にもなるし、外の景色も見えるしね。
階段にはたまーに登ってくれてます。
望んでいたことが起きた瞬間!! 階段を使ってタンスの上に登った!! このときは嬉しかったなぁ。
でも登ったのはこのとき一回こっきりなのです。猫は高いところが好きなはずなんだけど。
そもそも上下運動あんまりしないんよな、俊敏さとは無縁な猫、、。笑
そして寝るとき専用のハウスは押し入れスペースの中に。
おトイレは広縁の両端に一つずつ。
ゴロンとなるのは大体この陽のあたるスペースで。暑くなってからは畳の上が気持ちいいみたい。
始めの頃は居場所が定まらずに部屋を行ったりきたりしていたはいちゃんですが、このひだまりは自分のテリトリーと認識してくれてるみたいです。和室二間+広縁がはいちゃんの暮らす場所となっております。
ひなたが好き!畳も好きニャのよ!
最近のはいちゃんの行動と、通い詰める茶ぶち猫
ところでここ二週間前ぐらいから、はいちゃんは窓に沿って同じところをぐるぐる歩き回るようになりました。
ちょっと心配になるぐらい同じ道順をぐるぐるぐるぐる。
時々外を見ながら立ち止まっては、またぐるぐるぐるぐる。
暖かくなって、緑の匂いが濃くなって、外への思いが強くなってるみたいです。鳴き方も激しいしな。
ていうのと、
もう一つの理由がこれ。
はいちゃん求めて毎日通ってくる茶ぶち猫です。
じっと、はいちゃんを見つめています。
はいちゃんがぐるぐる窓際を歩き回るのは、庭にこの猫が来るようになってからかもしれない。
コイツを警戒してるのか、ただ気になるのか、自分のテリトリーに他の猫が来るのが嫌なのか??
しっぽをたぬきみたいに膨らませ、フゥーフゥーと威嚇するはいちゃん。
わたしはいつも茶ぶちに話かけています。
「おい茶ぶちー はいちゃんのことが好きなの?? でもはいちゃんには会えないんだよー、ごめんね、なんとか諦めてもらえないかな」
茶ぶちは私の言葉を理解しているのかわからないけども、しばらくすると寂しそうな顔ですごすご帰っていきます。
ごめんね、うちではなにもしてあげられないんだよー。
自分の居場所に戻ってね。
猫には恋愛感情はあるんでしょうか? 発情とは別に、他の猫のことを好きって思う気持ちあるのかなぁ。
はいちゃんは元々近所の野良猫たちの間でいじめられっ子だった猫です。
茶ぶちはその体の大きさから、ボス的存在っぽい。
だとしたら、小さくて弱いはいちゃんのこと、気にかけてくれてるのかもしれません。
「あの白くてちっこいやつ、最近見ないけどどうしてんのかな??」ってね。
今気がかりなのは、はいちゃんの吐き癖とエサの与え方
最近気がかりなことがもうひとつ。それははいちゃんの「吐き癖」です。
猫が吐くことはわりと普通のことらしいのですが、ちょっとその回数が増えてきたんですよね。( ; ; )
エサを食べてすぐに吐く理由は、早食い、一気食い。
次いつエサにありつけるかわからないっていう野生を経験している元野良猫ならではの習性なのでしかたないらしく、
最近は1日5回ぐらいにわけて、少量づつあげるようにしてました。
でも、それでもときどき吐いてしまう。
体も小さいし、腸の働きが弱いんだろうかと想像して、
量を減らしたり、カリカリを砕いたり、ふやかしたり、ウェットを混ぜてみたり、
毎日試行錯誤でいまだにごはんのあげかたが定まりません。
早く規則正しいルーティンを作ってあげたい。
腸が弱いとか、食べすぎて吐くとか、私と一緒やん、、。
吐き癖のことは、近々鼻炎を診てもらいに動物病院に行く予定なので、そのとき獣医さんに相談しようと思っています。
お腹いっぱい食べたいニャーーーー
猫に教えられた大事なこと
そんな感じで、まだまだ飼い主見習いな、まるで研修期間のような日々を送っています。
ごはんを食べたら嬉しくて、
うんちが出たら嬉しくて、
もふもふさせてくれたら嬉しくて、
寝息を聞いてるだけで嬉しくて。
その一方で、はいちゃんが吐いたり鳴いたりするたびに、ストレスについて考えて、
「生き物とどう接するのか」という、根本的な問題に向き合う時間が増えました。
大事なのは、構いすぎない、距離をとってちゃんと見守る。必要な助けをしてあげる、相手の気持ちを尊重すること。
反対に決してやっちゃいけないのは、こっち側の欲を押し付けること。
無理に抱っこしたり、体を触ったり、言葉で言い聞かせようとしたり、忙しいからって無視したり。
これは親子関係にも、夫婦関係にも、同じことが言えそうです。
“愛情の履き違えにならないように接する。”
このことを、はいちゃんが教えてくれてる気がします。
束縛はダメよ!
3ヶ月記念のプレゼントは特製猫トンネル!!
さて、3ヶ月の記念日なので、はいちゃんになにかプレゼントをして祝いたくなった猫おばさん。
(あまりに平穏な田舎暮らしでイベントごとに飢えてるせいもある)
家にあった段ボールで、こんなものを作りました。
「猫おばさん特製、猫トンネル〜〜〜!!!」
狭いところが好きで探検好きな猫の気持ちを考えて作られた逸品です!
しかも猫ちゃんが大好きなダンボール製!
のぞき穴やカーブもついた、猫を飽きさせない形状になっておりますー。
入り口にはポンポンもつけました!
猫おばさんのプレゼント、はいちゃんは気に入ってくれるのか!?
いつもの広縁に置いてみました。
結果、、、
めんどくさそーに見ただけ!!
歩きにくいじゃニャいのよーーー、邪魔ニャのよーーー。
そ、そうだね。押し付けちゃダメだよね。
で、でも、きっと楽しいと思うよ、、。
ああ、私ってまるで、娘にウザがられる母親みたいじゃないか、、。
愛情表現ってむずかしい。
そういえばわたし、昔から好きな人に変な手作りプレゼント贈ってたな、、。
バレンタインに謎のジオラマを手作りしたりして。
そのときのことを書いた記事はこちら→https://daijyo-bu.com/making-sweets/
あれからなんと34年も経ってるのに全く同じことしてる!!笑
人って変わらないもの、そして懲りない生き物のようです。
ということで、(無理やりまとめようとしてる!)
はいちゃんうちに来てくれてありがとう。
大好きだよ!!ありがとうね!!
(最後まで愛情押し付けた!笑)
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