【つくしのきんぴら】ごはんもお酒もススム!ほろ苦くて美味しい春の味

3月になると、あぜ道や、ちょっとした空き地に顔を出す「つくし」。
漢字では、「土筆」と書きます。
その字の通り、土からひょっこり筆が生えてるように見えて、なんとも可愛い立ち姿ですね。
見つけただけで、心がわくわく嬉しくなる。
春の植物の力は偉大です!

今日はそんなつくしで作る、きんぴら炒めを紹介します。
(※つくしは3月〜5月にかけて、スーパーや百貨店、JAの直売所などで販売されています!)

きみのや

旬に採れるものは、値段が安いのがいいですね!
こういう山菜見つけたら、珍しさと安さで嬉しくてつい買ってしまう。
そして家に帰って、処理のめんどくささに愕然とする。
直売所の旬の山菜あるあるです、、笑 ^^;

下処理さえしてしまえば、あとはいつものきんぴらのように作るだけ!
ごはんにもお酒にも合うきんぴらで、
ほろ苦い春の味を、ぜひ楽しんでください。

目次

つくしの下処理(はかまを取って下ゆでします)

【つくしの下処理①】水で洗う

販売されているものは、だいたいパックに入っています。
まずはボウルにあけて水洗い。3回ぐらい水を変えながら洗ってください。

【つくしの下処理②】はかまを取る

次にはかまを取り外します。
これがつくし料理で一番手間がかかるところ。
気長にテレビでもみながらやってね。笑

ピリピリピリとはがすようにめくります。
はかまを取るとき、ついでに食べやすい長さに切っておきます。(手で切れます)

【つくしの下処理③】下ゆでして水にさらす

鍋にたっぷりの湯をわかして大さじ1の塩を入れ、つくしをゆでます。
ぐらぐら湧いてるところへ入れたら15秒ぐらいでOK。
ざるにあけて、水にさらします。(約1時間)
つくしのアク(苦味)はものによって違うので、
味見をして、まだまだ苦いなーと思ったら、水を変えて、さらに1時間さらしてください。

つくしのきんぴらの作り方

材料
・下処理したつくし
・ごま油
・酒・みりん・しょうゆ
・好みで実山椒やごま

作り方
1. よく水気をしぼったつくしを、ごま油で炒める。
2. 酒・みりん・しょうゆを加えて味付け。
3. 水分をとばすように炒めればできあがり。

冷凍しておいた山椒の実を加えました。一気に大人向きの味に!

山椒の実を入れすぎて、ちょっと辛かったので、この後ごまも入れました。

きみのや

いざとなったら、ごまで誤魔化せばいいのよ。笑

みりんと醤油の甘辛味の中に、ぱっと広がる春の苦味。
白ごはんによく合います!
お茶漬けにしても美味しいですよ!

そしてお酒好きな方には、ぜひ日本酒と合わせてほしい!
つくしをアテに花見酒なんて、最高じゃない?

春の山菜が苦いのは、
冬の間休んでいた体に、「春になったよ!!」と教えてくれるため。
そして、この苦味の食材には、冬の間に溜まった老廃物を外へ出してくれる働きもあるんですよ!
季節の変わり目をスムーズに乗り越えるためにも、
苦味の山菜、ぜひ食べてくださいね!

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