新年あけましておめでとうございます。
夫の実家に帰省してぬくぬくと過ごすうちに、気がつけばもう3日!
「おめでとうございます」「今年もよろしくお願いします」の言葉を何度も何度も交わしたけれど、どうにもこうにも現実感がありません。
年末感も、お正月感も、いまひとつ実感できてないのが正直なところ。
ま、大掃除してないこととか、年賀状やめたこととか、理由はいろいろあるんだけど、それにしても実感無さすぎ、、、。
・・・考えているうちに大事なことに気づきました。
そういえば去年一年の振り返り、やってない!!
去年1年、自分が頑張ったことや、気づいたこと、良かったことも大変だったことも、整理してない!!
だから余計に、年末感も年始感もないんだなー。出来事も感情も、垂れ流しっぱなしなんだから。
それに、物忘れが危機的レベルなスピードで進んでいる最近の私の場合、何かに記録しておかないと、もう永遠に頭の引き出しから引き出せなくなる可能性が高い!!
ということで、
新年来ちゃってるけど、2021年の振り返り、やってみようと思います。
2021年最大の出来事は、「生まれてはじめて猫を飼うと決めたこと!」
まずはなんといってもこれが大きな出来事でした。
円グラフ作るとしたらきっと70パーセントぐらい占めるんじゃないかな。
元山の野良猫だった猫が、庭猫になり、そして家猫になるまでには、いろいろな出来事と私自身心の葛藤があったから。
これまで一度も生き物を飼ったことがなかったわたしにとっては、野良猫を家猫にすること以前に、生き物を飼うことが大きな大きなプレッシャーでした。かなり深刻に悩みましたよ。
責任の重さもあるし、自分のエゴで猫を家に入れるのか??とか、これから365日24時間猫の面倒見るのか、、とか考えるうち、どんどん情緒不安定になって、、、
だから飼い始めた頃は不安すぎてしょっちゅう泣いたもんです、、。
お世話の仕方も距離の取り方も、ごはんのあげ方も、なにもかもがわからない尽くしだったもんで。
だけど、そこで救われたのは、近くの友人の存在でした。
気持ちが楽になるような猫のエッセイ本をそっとプレゼントしてくれた友人、
大丈夫だよってメールくれた友人、
目の前で泣かせてくれた友人、
自分ちの猫の武勇伝を聞かせてくれた友人、
みんな親身になっていろんなアドバイスをくれました。
その中でも印象的だったのが、
「猫は猫でやっていくから。」という言葉。
これ聞いた途端に、気持ちがフッと楽になったのを今でも覚えています。
そうか、そうだよ。猫には猫のペースがあるのよ。夫だって、構いすぎたら嫌な顔するもんね。
猫も人間も一緒。お互いの暮らし方を尊重すればいいだけのこと。
これは、ものすごく大きな学びでした。
お互いのペースで生きていこうニャ!
とはいえ、その後はいちゃんは家の中にいてもなかなか警戒心が解けず、あまりリラックスできてない感じが続いていたのですが、年末にはいちゃんを連れて神戸の家に戻ってみたところ、、、
これまでの警戒が嘘のようにリラックス〜、ソファーでベッドで気持ちよさそうに寝落ちするという、衝撃の展開になりました。よほど居心地がいいんだろうか??
今後どうしていくかは、私たち夫婦の二拠点生活のリズムも含め未定だけど、
できるだけ猫ファーストで、はいちゃんがリラックスして暮らせるようにしてあげたいと思っています。
二拠点生活、里山古民家暮らしで見えたこと
次に大きかったのは、9割の月日を里山の古民家で暮らしたこと。
元は神戸を拠点に、時々仕事のために里山に行く夫に付いていくイメージだったのですが、新型コロナウイルスと猫を飼い始めたことが重なって、がっつりどっぷり田舎暮らしをすることになったのです。
私はもともと自然が大好き!土を触るのが大好き!山菜やタケノコなどの、季節ごとの恵みを料理して食べるのが大好きな人間。
だから、この暮らしは突然降って湧いたプレゼントのような、ラッキータイムみたいな、とにかく楽しいものでした。
田舎暮らしへの憧れもあったしね。
でも、1年2年と過ごすうち、憧れていた時にはわからなかった真実、というか、体感、実感、みたいなことがいくつも見えてきました。
中でも特に実感したのは、「環境が変わっても生活って意外と変わらんのだな、、」ってこと。
田舎に暮らせば朝早く起きて外に出て、土を触って気持ちいい汗かいて、きれいな景色を眺めているうちに、視力までよくなっちゃうんじゃないかと思っていた私。(んなわけないのにね)
だけど実際暮らしてみると、夫も私も家の中でパソコン作業してることが多く、下手すると1日外に出ない日もあるぐらい。
自分たちが食べる野菜ぐらい、自分たちで育てたいね、なんて話したのも最初だけで、
ご近所さんに新鮮で美味しい採りたてのお野菜もらったり、近くの直売所で安く買ったりするうちに、
「なにも自分たちで作る必要ないなぁ。」と思うようになりました。
もちろん山に入って汗を流す日も、庭木を切ったり土を耕す日もたくさんあって、それは本当に気持ちいいんだけど、
暮らしの中心にはならないというか、習慣化するとこまではいかないというか、、、
「体験は楽しい。でも365日はできない。」
今振り返ると当たり前すぎて笑っちゃいますが、これは実際に経験してつくづくわかったことでした。
ブログを頑張ることに、良くも悪くも執着した年だった
そして2021年に力を入れた(入れたかった)ことが、この「きみのやのまんぷく日記」というブログを充実させることでした。
そもそもの動機は、
これからの人生、どこの土地でどんな暮らし方をしても、お金を稼げる副業を持っておきたい!!
ってことだったので、初めは記事を増やすことをがんばったり、商品を紹介したり、誰かの役に立つ記事を書くことに躍起になって、
「ただの日記じゃない、情報として価値のある記事を書かなくては!!」って思いで頭がいっぱいだったなぁ。
で、自分はどんな人なのか、誰に読んで欲しいのか、どの部分を売りにすればいいのか、
悩みまくってプロフィールもカテゴリーも、作っては壊しを繰り返すうち次第に正解がわからなくなり、
夏ぐらいからは思うように書けなくなっちゃってました。
そしたらタイミングを同じくしてグーグルアドセンスの住所確認がうまくいかず、広告表示が停止されてしまい、、
(今も広告停止中。なので目次の後がすっぽり空いてます。)
ますますブログを書く手が進まなくなってしまいました。
だけどこれも、今思えばよい機会。
なぜ書けないか問題と、真正面から向き合うことができたから。
「書けない=自分が楽しんでない」 に気づいたおかげで、
もう一度原点に戻って、日記でもつぶやきでも、なんでもいいから肩の力抜いてもっと気軽に楽しんでいこうって思えたから。
どうもブログだのなんだのってのは、アクセス数とか収益とかを意識すると楽しめなくなってしまうもののようです。
仕事として、記事を書いてお金を稼ぐことをメインにするなら楽しむことを求めるのが間違ってるのかもしれないけれど、私の場合、仕事にできるほどの文章スキルはない。
だから、このあたりでシフトチェンジして、これからはもっと楽しめるやり方を選ぶつもりです。
仕事はデザインのほうで頑張る!ブログはその余力で頑張る!
ブログをやるぞーーー!!という意気込みを盾に、本業のデザインの仕事をがんばらない理由を作ってた。そんな一年だったのかもしれません。
つくづく私って、失敗しないと学ばない人間だなぁ、、。
柔軟な人でいよう!
そんな感じで暮らしも気持ちもわちゃわちゃしていた2021年が終わって、また新しい年のはじまりはじまり。
これまでがそうだったように、きっと今年も予測不能な感じでいろいろな出来事が起きるんだろうな。
いつなにが起きるかわからない時代、いつ何が起きるかわからない私の人生、
だからこそ!!
川の流れのように、揺れる柳のように、柔軟な人でいたいなと思っています。
こんな私の拙い文章を最後まで読んでくださりありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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