5月の半ばに喉風邪をひいて以来、ぐだぐだになっていた体調が最近また一層悪くなり、
おまけに歯医者さんで新たな病気、「含歯性嚢胞」というものが発見されて大学病院の口腔外科へいくことになったり、なんだかんだと重なりまくって、息も絶え絶えな感じの日々。
喉がつまったような感じがひどくなってきたので、かかりつけの鍼灸院へいってきました。
先生の手から、何かが出ている??
いつもお世話になっている鍼灸院では、ほとんど鍼灸されたことがありません。
鍼をうつことも、お灸をすえることもしない、鍼灸院。
じゃあ何をしているのかというと、実は私にもよくわかっていないのですが、
先生はどうも何かを感じ取れる人なようなのです。
手を当てたり、かざしたり、動かしたりしながら「なにか」を感じておられる。
治療は基本無言です。
私は「それ、何やってるんですか??」と聞きたい気持ちをぐっとこらえて、
先生の集中の邪魔をしてはいけないと目をつむり続け、ただひたすらに先生に身を委ねる。
(こういう時はリラックスして寝てしまうぐらいがちょうどいいのです)
すると今度は手を動かしたり、足を動かしたり、また全体を見て、感じて、気になるところにまた手を当てて、、、
これが一通り終わると大体1時間経っていて、不思議なことに体が楽になっています。
人の体って、整っているところと崩れているところとでは、出ているエネルギーが違ってんだろうか。
きっと先生は、手を当てることで、なんかしらの違和感のようなものを感じ取っているに違いなく、
またさらに手を当てることで、正しい状態に調整をしているのだと思います。
ザ、ゴッドハンド!!
肺が上がって、気管がねじれて、、
そんな感じで今日も診てもらい、最後に先生が教えてくれました。
「右肺が上に上がって左は下に下がってて、気管がねじれてましたよ。」
「おまけに胃が下がってたので、ぐーっと引っ張られてる状態でね、これは喉、しんどかったでしょう。」
なんとー、
うまく呼吸できてなかったの、そういうことだったか!!
これは明らかに喉風邪の後遺症でした。
たかが風邪とあなどってはいけない。
ちょっとしたきっかけでいつまでもぐずぐず症状が残る、そんなお年頃だってこと、忘れてた。
考え方の癖=からだの症状
この1ヶ月、風邪以外でも、ストレス感じることが異常に多い日々でした。
もう完全に思考がネガティブに陥ってたし、不安で頭がいっぱいでなんにも手につかなかったり。
そこへもって歯のことが追い討ちをかけて、さらにネガティブ思考になっていたのです。
先生は言いました。
「ため込んだことは、かならず体に現れてくるんで、出した方がいいですよ」
うんうん、なんとなく気付いてたよ。私。相当なため込み癖、あるからなぁ。
言いたいことを言えない、
気持ちをぐっと飲み込む、
体を動かさない。発散しない。
これほんとに良くない。
でも、事実私は52年間、この悪い癖と共に生きてきた。
だから今更変えられない、一生こうやって生きていくしかないって思ってたんだけど、、、
先生、さらっと言ってくれました。
「思考の癖なんで、治りますよ」
「みんなに好かれることないんです。言うべきことは言ったらいいんです!」
「やーめた!!って、自分で言えばいいんです。」
先生、まじあっけらかんと伝えてくれて、ありがとう。
ほんまやな、やりたくないことはやらない、
言うべきことは言う。
そんなこと、自分で決めていいんやった。
結婚して16年、いつからか自分の人生の動かし方がまるでわからんくなっていた。
そうか、やーめたって言えばいいのか、、、。
そして帰り道、歌うようにこの言葉を繰り返して自転車を走らせました。
「人の気持ちばっかり考えるの、やーめたっ!!」
「言いたいことを言わずに飲み込むの、やーめたっ!!」
「殻に閉じこもるのも、やーめたっ!!」
コメント
コメント一覧 (2件)
すばらしい先生ですね!!!
思考の癖は治る。心強いお言葉です。
私もいろいろ「やーめた!」していきます。
ダイジョーブダイジョーブ!
やままさん、コメントありがとうございます。
ほんと、どんどん「やーめた!」して楽になりたいですよね。
人のために生きてどうすんだ??と、つくづく思いますし。^^;
まずは思ったことは言う練習をしてみます。笑