アトリエ作ってみたものの、仕切り直しの巻

前回の投稿で意気揚々と
「作家になりたい!」
と、アトリエの準備をしていることを書きましたが、
そのアトリエの場所を、
二拠点生活の田舎の家から、
神戸の賃貸マンションに変更することにしました。

なぜなら、
二拠点生活をするなかでずっと感じていた
田舎暮らしの難しさが、
ここにきて露呈したって感じでして、、。

目次

結論:田舎の家には定住しないよ

私たちはたまたま田舎の生活をすることになった。
たまたま二拠点になった。
猫を保護した。
そんなたまたまが積み重なっての今。

もちろん豊かな大自然に感動したり、
素晴らしい経験をたくさんすることができて、
集落の人とも関係が作れたり、
豊かで贅沢な時間には心から感謝するばかりなのだけど、
(そう、七輪陶芸はこの家を借りたから実現できたわけだし!)
(タケノコ掘ったり、野草摘んだりも最高に楽しいんだけど!)

田舎の家に二拠点とはいえ6年間暮らしてみてわかったことは、

「ここには住めないなぁ」ということでした。

素晴らしい土地、理想の田舎暮らしがここにはあるけれど、
そこに完全移住してどっぷり腰を下ろすことはないと、
はっきりと思ったんですよね。
そもそも街が好きだしな。
そもそもこの田舎の家は、夫が仕事するために借りてるわけだしな。

まあ細かな事情はかなり端折っていますが、
結果、街の賃貸マンションのほうに、
アトリエを作ることになりました。

田舎は「やらなきゃいけないこと」がありすぎる

田舎に家がある人からしたら当たり前かもしれないけども、
ただ暮らすだけでも、やるべきことがたくさんあります。

広大な敷地の草引き、植木の剪定、山の管理、
竹の伐採、虫対策。
湿気対策に暑さ対策、隙間テープも必須だったり、冬はストーブ何台もつけないと寒かったり。
うちの場合、洗濯機が外置きだったり、お風呂も薪風呂なので、
ひとつひとつの家事労働すら、ちょっと疲れてしまうときがある。

で、庭いじりとか、家の手入れしていたら、
根がぐうたらな私は、そっちに逃げてしまうんですよね。
目の前の用事に逃げるって感じ。
楽な方へ流れてしまうっていうか、

農業するわけでもなく、林業するわけでもなく、
お店をするわけでもないわたしたち。

別荘的に暮らすには最高なんだけど、
それにしてはお金も労力も必要です。

とはいえ、夫の仕事の拠点として、このお家は借り続ける予定なのですが、
私がここに腰をすえることはやめようと思いました。

今私がほしいのは、自分だけの空間と人との出会い

あと、私の性格的に、目の前の誰かのために頑張りすぎるってのがあります。
結婚以来20年、いつも自分のやりたいことや大事にしたいものを棚に上げて、
目の前の、例えば夫のサポートを頑張る人生でした。
それもきっと必要な経験だったし、自分が選んで行動したわけなので、
否定する気はないけれど、
55歳の今、やっぱり自分の好きを大事に生きていきたい!って思った時に、
自分だけの空間で、もの作りをして、
新しく人と出会ったり、刺激を受けたい!と強く思っています。

そして同時に、自分を追い込みたい私の中のMな部分もムクムクと。
今の暮らしはちょっとぬるま湯。
自分を変えたいならまず環境を変えちゃうのが手っ取り早い。
だからこその、マンションアトリエ化を目指します。




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