直談判!ならぬ直相談!で病院を探す。(含歯性嚢胞・親知らず治療体験②)

大学病院の口腔外科を受診してみたら不安が尽きなかったので、
もう一度かかりつけの歯医者さんに相談してみました。

私の不安は、
1、どんな先生に治療してもらえるのかが入院するまでわからない。
2、一番早くても手術予約が4ヶ月以上先になる。ってこと。


はて、どこの病院に行けばこの二つの大きな不安を解消できるのか!??

この記事では、埋没親知らずを放置しているとおきる可能性のある、「含歯性嚢胞」という病気について詳しく説明しています。
親知らずの抜歯というとよくある話だけど、その状態や治療法で、後々後遺症が残ったり、他の歯がダメになるといったリスクがある
ってこと、実は意外と知られていません。(私も知らなかった1人です。)

ネット上では非常に情報が少ないこの病気と治療について、私の経験を記録に残します。
同じように埋没親知らずがある人や、突然「含歯性嚢胞」と診断されて不安になっている人に、届きますように。

目次

もう一度かかりつけの歯医者さんに相談

私にとって、今回の病気の治療のことで頼れるのは、
かかりつけの歯医者さん、そして、半年前に「歯根端切除」をしてもらった東京の先生、この2箇所です。


まずもう一度かかりつけの歯医者さんに行って相談しました。
そうしたら、最近まで口腔外科にいたという別の先生が相談に乗ってくれて、
大学病院以外で良さそうな近郊の総合病院をいくつか教えてくれました。
そこがどの大学の系列かとか、どんな病気が得意か、治療がしっかりしているかどうかといったことも含めて。

今回の私のように、一般歯科の歯医者さんから口腔外科を紹介してもらうときは、
ほとんどの場合、近くの大学病院を紹介されて終わりです。というか、それしか選択肢がないという感じ。
だけど、再度相談に行ったことで、いろんな情報をもらうことができました。
きっと私の顔から、“不安どうしよう困ったオーラ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)”が出まくっていたのだと思われますが、、笑


今は総合病院も開業医もHPがあるので、ネット検索すればいくらでも情報は出てくるけれど、
実際どんな治療方針なのか、手術の症例数はどれくらいか、そして手術が上手かどうかってことはわかりません。
だからつい、「なんとなく良さそう」「雰囲気がいい」そんな理由で選んでしまいがち。
でもやっぱり顔の見える相手から、そしてその現場にいた人から聞く情報に勝るもんはないと実感しました。


歯医者さんに何度も相談に行くのってちょっと気を使うけど、
そんな心配は無用で、ものすごく親身に相談に乗ってもらえたので、行ってよかったです。

歯根端切除をしてもらった東京の先生にもメールで相談

そして同時に、半年前に歯根嚢胞の治療で、歯根端切除手術をしてもらった東京の先生にもメールで相談しました。
違う病気のことで相談していいものか、初めは少し躊躇したんだけど、
「自分も専門医でかなりの症例数があるので、よかったら相談ください」とありがたいお返事もらえたので、
レントゲン写真を添付して、詳しくみてもらうことにしました。

結果、これまた相談してよかったです。
ものすごくよかったです。
この先生に相談したことで、自分の病状とリスクについて、きっちり理解できました。

特によかったのが、手術の難しさと後遺症について教えてもらえたこと。
この先生は、なぜ全身麻酔なのか、なぜこういう後遺症が起きるのか、その場合どういう処置が必要になるかなど、
「理由」や「根拠」を教えてくれます。患者としてはこれが本当に安心材料になる。

よくわからないままお任せする(手術受ける)のって、相当不安だけど、
自分の口の中でなにが起きていて、どんな処置をすればどうなって、もしこうなった時はこの方法で、、、と理解できていれば、過剰な心配をすることなく、やるべき治療をするだけだと気持ちの整理ができますもんね。

今回私が罹った「含歯性嚢胞」は、残念ながらこの東京の先生のところでは診てもらえないけれど、(遠地のため)
的確なアドバイスをもらったことで、冷静にセカンドオピニオンに進めそう。

相談して本当によかった。先生ありがとう( ;∀;)!!!

手術のリスクは、「後遺症」と「隣の歯への影響」

東京の先生から教えてもらったリスクは二つありました。

一つ目は、嚢胞の直ぐ下に神経があるので、唇の感覚麻痺が、1年間ぐらい続くかもしれないこと。
これは歯医者さんで麻酔を打った時のような感じがしばらく残るということです。あのぼわっとした感じの違和感に加え、感覚がなくなるので、例えば口に米粒がついていてもわからない、みたいなことがおきます。

二つ目は、摘出の刺激で、隣の歯の神経が死んでしまうことがあること。その場合は追加で根管治療という歯根の治療が必要になるそうです。

私の場合かなりの確率でこういったリスクがあるようです。嚢胞が大きいからね。
どっちのリスクもできる限り避けたいに決まってますが、医療に100パーセントはありえない。
なので、ある程度覚悟はしておこうと思います。

とにかく、どう転んでも、一年がかりの治療のつもりでがんばるしかないーー。

いざセカンドオピニオンへ。自分の体のために、できることはやる!!

そんなこんなでまた別の病院を受診してきます。
紹介してもらった総合病院の口腔外科へ、いざ出発!!

きみのや

だんだん痛みがでてきたよ。はよ治療したい、、。

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