こんにちは!
お風呂は大好きだけど、人と一緒に入るのは昔から苦手なきみのやです。
さて。
みなさん毎日のお風呂タイムで入浴剤って使いますか?
疲れが溜まってる時や、冷えた時、好きな香りの入浴剤を入れて温まると、リラックスして気持ちいいですよね。
ですがどうしても気になるのが、市販の入浴剤に含まれる香料や着色料などの化学物質。
もちろん自然派のものもたくさんあるのだけど、それはそれで結構なお値段で、、、。
そこで私は自然に生える野草「ヨモギ」を乾燥させたものを、入浴剤がわりに使っています。
これがものすごく温まるし、体にも肌にも良い効能があって、
ヨモギの香りにも癒されると、良いことだらけ!
この記事ではそんな良いことだらけのヨモギ風呂を、どうやって作るのかをご紹介します。
野に生えているヨモギを自分で摘めば材料費ゼロ円!
みなさんもぜひお試しください〜^ – ^
ほんっとにオススメなのでぜひ試してみてね!
ヨモギを摘もう!
ヨモギは春から夏にかけて育つキク科の野草です。
草団子など食用にする場合は3月から5月の柔らかくてアクの少ない新芽を摘みますが、
入浴剤で使う場合は大きく育つ夏以降のものがオススメです。
ヨモギの見分け方は葉の形と、葉の裏の色。
葉の裏側が白く、触ると毛がびっしり生えていてフワフワとした手触りなのがヨモギです。
よく似た植物に「トリカブト(毒草です!)」がありますが、
トリカブトは葉の裏が白くないので、見分けることができますよ!
ヨモギの種類や見分け方について、詳しく知りたい人にはこちら↓のガイドブックがオススメ!
筆者の山下智道さんが、日本全国のよもぎを探し歩き写真を撮って特徴をまとめた、
ヨモギに特化したガイドブックです。
葉っぱだけでなく、花や茎についても写真付きで細かく丁寧に説明されていて、
ヨモギに関する豆知識もたくさん載っている、読み応えのある一冊です。
ポケットに入るサイズ感も嬉しい☆
ヨモギを摘むときは、
ワンちゃんのお散歩コースの近くは避けましょうね。
乾燥葉の作り方と保存法
ヨモギを摘んだら次によく洗います。
虫や土がついていることがあるので、たっぷりの水で2、3回は洗ってください。
洗った後は水気を切って、天日干しします。
ザルなどに並べてしっかり乾かしましょう。
(大きく成長したヨモギの場合は根本を束ねて逆さまに吊るして干してもいいですね!)
水分が残ってるとカビの原因になるので、完全に水分がなくなるまで、しっかり乾燥させます。
乾燥できたら使いやすいようにハサミで適当な長さに切って、ビンや保存袋に入れて保存します。
透明なビンに入れて並べておけば、見た目にも素敵☆
眺めるだけでもなんだか気持ちが上がります^ – ^
お風呂に入れる方法
乾燥したヨモギは、そのままガーゼに包んだり茶葉用の不織布のパックに入れてお風呂に入れてもよいですが、
いちばんのおすすめは煮出した汁をお湯に入れる方法です。
煮出すことでしっかりとヨモギの成分が溶け出すので、より高い効果が期待できます!
私はこのように手頃なサイズの片手鍋と、持ち手のついたザルを使っています。
一回で使う乾燥ヨモギはだいたい一掴み程度。
吹きこぼれないよう気をつけながら中火で5分から10分煮出します。
このときに浴槽にお湯も入れ始めておきます。
10分ほど煮て、お湯の色が茶色くなっていればOK。
出来上がった煮汁は鍋ごとお風呂場へ持っていって、ザルでこしながらお湯の中に加えます。
これでヨモギ風呂の出来上がりです!
手軽な「手湯」・「足湯」もおすすめ!
お風呂に入るのが難しいときは、ぜひ手湯や足湯で試してみてください。
手首、足首までお湯につけて温めれば、全身がポカポカと温まり、体が緩んでリラックスできますよ!
ヨモギ風呂の効能
ヨモギには、女性に嬉しい数々の薬効がありますが、
入浴剤として使用した時に特に嬉しいのが、保温効果とリラックス効果、皮膚の症状の改善です。
ヨモギ湯は血行を促進させるため、肩こりや腰痛、神経痛などをやわらげる働きがあります。
またヨモギに含まれる香り成分シネオールには鎮静効果があるのでリラックスすることができ、
ストレス解消や安眠にもつながります。
ヨモギの葉っぱを入れるだけで、こんなに体にいいことがあるなんて、
自然の力は偉大ですね!!
と、ここで一点注意点があります。
ヨモギはキク科の植物です。
キク科のアレルギーをお持ちの方には、残念ながらヨモギをおすすめできません。
かゆみなどが出る場合がありますので、くれぐれもご注意ください。
日本中至る所に自生していて、手に入りやすい植物ヨモギでできる、ヨモギ風呂。
簡単で、女性の体には嬉しい効能がたくさんあるので、
ぜひ試してみてくださいね!
乾燥葉をたくさん作っておくと、一年中楽しめますよ☆
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