賃貸物件ながら、DIYで台所の壁や床を好みのものに変えていた我が家ですが、
このたび新たな物件へ引っ越すことになりました。
この記事では、築47年の2DK賃貸で、DIYした床や棚を原状回復するまでの様子を紹介しています。
時間をかけて作り上げた空間も、
解体するのはあっけないほどにあっという間でした!
キッチンカウンターの解体
まずはキッチンカウンターの解体から。
実はこのカウンター天板、ビス留めしていませんでした。上に置いてただけ。
分厚くてすごく重い板なので、ずれたり動いたりすることもなく使ってました。
なので、持ち上げるだけで外せてこの状態に。↓
(注:薄くて軽い天板を使う場合はビス留め必須です!!)
カウンターの土台になる枠組みを二つ作ってから、その間を棚板で固定していただけ。
作りが雑なのは、廃材を利用したからってことで、どうぞご容赦ください。
これをバラして、背面と側面をカバーしていたベニヤ板も外しました。
カウンターの枠組みは次の家でも再利用する予定なので、そのまま運びます。
ということで、あっという間にカウンターの解体は終了。
天井に突っ張った柱、壁、棚の解体
次に2×4材と突っ張り金具で作った壁と棚を解体。
ビフォー↓
これまたビス留めを外すだけで、あっという間に解体完了しました。
アフター↓
それにしても天井までの長い木材、立てかけるのもひと苦労です、、、^^;
よくこんなもん作ったなぁと、数年前の自分に、自分で関心する。笑
この他に、玄関で靴を置いていた、これまた天井までの高さで作った棚も解体!
リビングの窓の近くに、さらにもう一つ天井までの高さで作ってあった棚も解体!
今までみんなありがとう。
おかげで気持ちいい空間で暮らせたよーーー。
と、たくさんの木材に感謝。そして作った自分をホメホメ。
解体した材料で再利用できそうなものはそのまま新居に運び入れます。
きっと天井高などが違ってくるので、使うには一手間必要だけど、どう活かせるか考えるのもまた楽しみのひとつ。
台所床のクッションフロア剥がし
次は台所床のクッションフロア剥がしです。
引っ越しする時って、当日まで家中が引っ越し荷物でいっぱい。つまりクッションフロアの上も荷物だらけで、引っ越しが終わってからじゃないと剥がせないよなーと、引っ越し当日の運び出しはあきらめていたのですが、
なんと、今回の引っ越しは、引っ越し屋さんに旧居と新居をトラックで2往復してもらうように依頼してたので、
最初の便が新居に向かっている間の隙間時間に、
慌てて剥がして、くるくる丸めて、一緒に運んでもらうことができました。
引っ越しトラック第一便が行った直後。↓
さ、急いで剥がします!
端っこをハサミでちょいと持ち上げたら、あとは剥がすだけ!
どんどん。
どんどん。
ベりべりーーーーーーっと剥がしていきます。
爽快!!!
貼るときはすごく大変だったのに、もはやなんの未練もありません!!
とか言いながら、ちゃっかりこれも次の家で再利用するつもり(根っからの貧乏性)
元々はこんな床でした。↓
あとは残ったテープを剥がすだけ。
マスキングテープの上に両面テープで止めていたので、簡単に剥がせます。
約4年経ってましたが、剥がした後も特にベタつきなどはありませんでした。
システムキッチンの扉に貼っていた紙剥がし
経年劣化で変色していたシステムキッチンの扉に貼っていた紙をマスキングテープごと剥がしていきます。
床同様、べたつきもなくキレイに剥がせました。
防寒シート、すきまテープ、トイレや玄関のクッションフロアの撤去
この家は、夏は灼熱、冬は極寒だったので、他にもプチDIYがあちこちに。
窓にはプチプチタイプの防寒シート。(このタイプのシートは霧吹きで水をかけるとキレイに剥がせます)
結露を受け止めてくれるフェルトのテープ。
サッシ枠のすき間風防止のゴム製テープ。
部屋の中でもすき間テープ。
この家はとにかく寒かった!!( ̄O ̄;)
そしてトイレ、洗面所、玄関に貼っていたクッションフロアーも剥がします。
元の床は昭和レトロPOPな柄でした。
築47年ってことは、、、昭和51年の建築ということ。うんうん、当時のデザインですね。
畳の下のダンボールの撤去
そして最後の大仕事が、
畳の下に入れていた新聞と段ボールの撤去!!
この段ボール、実は10年前に引っ越してきた時のもの。
捨てるのも手間だし、なにより底冷えがすごかったので、6畳ふた間分の計12枚の畳の下に敷いて断熱材代わりにしてたのでした。
だってほら、見てください。
コンクリートの上に直接畳敷いてるだけやもんね、、^^; そりゃ寒いはず、、。
【原状回復を終えた感想(本音)】DIYは、ほどほどに。笑
という感じで、無事原状回復作業は全て終了ー!!
この家では家の中もベランダもほぼ全ての場所をDIYしていたので、なかなかのボリューム、作業量となりました。
で、終わってみての本音としては、
「あまりにDIYしすぎると、後が大変だなー」ということ。
棚の解体やクッションフロア剥がしなどは割と簡単にできるんだけど、
廃棄する木材をゴミ袋に入るサイズにのこぎりで切ったり、壁に開けてしまった穴を修復したり、そんな地味な作業の方が結構大変でした。
DIYはとっても楽しいのは間違いない!
でも、賃貸物件の場合、引っ越すときに原状回復という大仕事が待っている。
だから、なにもかもに手を加えなくていいように、できればあまり古すぎない物件、古くてもリフォームがきっちりされてる物件を選ぶことが大事だなーと、心から思いました。
次の家では、楽しめる範囲でDIYしようと思います。
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