毎日毎日料理を作っているみなさん、今日もいちにちお疲れ様でした!
料理って、余裕がある時はとっても楽しくできるんだけど、
時間がなかったり、義務感でやっちゃったりすると、
途端に苦しい作業になってしまいますよね。
特に真面目な人ほど、料理を無理にがんばって、しんどくなってしまうことが多いです。
でも、こう思ったことありませんか??
「料理ってどこまでやるのが正解なん??」って。
この記事では、
毎日の料理がめんどくさい、億劫、苦しいと感じている人に、
もっと楽になれる家庭料理の考え方についてお話しします。
大人なんだから、妻だから、母だから、これぐらいしなきゃ、できなきゃと、
自分で自分を追い詰める必要なんてどこにもありません!
固定概念は捨てちゃいましょう
料理には正解もまちがいも無い!
まずはじめにはっきり言っておきます。
家庭料理には、正解もまちがいもありません!!
ミシュランで星を目指すようなレストランならいざ知らず、
私たちが作っているのは、毎日の、日常の、家庭料理、「おうちで食べるごはん」です。
家庭料理は、どんなごはんであっても、
「今日なに食べようかな?」
「たまにはお肉で元気つけようかな」
「寒くなってきたからお鍋にしようかな」
そう思った時点で、十分に大正解です。
なぜなら、家庭料理で一番大事なことは、「自分や家族を思いやる心」だから。
気持ちが込められたごはんなら、それだけで立派な家庭料理といえます。
インスタント食品や冷凍食品を使っても、なんの問題もありません。
料理に悩む人の多くは、
「正しい料理」=「栄養バランスが良い料理」だと思っています。
もちろんそれはそれで大切な要素の一つです。
でも、じゃあそんなバランスの良い料理が作れなければ、妻として、母として、失格なのかというとそんなことは全然ありません。
人間には得意なことと不得意なことがあって当たり前。
料理を作るのが苦手だとしても、そんなことはごく当たり前の普通のことだと思ってください。
苦手でなにが悪い!!
女性が料理をはじめとした家事をこなし、家庭を守るといった一昔前の昭和的価値観は、現代の社会構造や働き方、生活スタイルに全く当てはまりません。
なのにどういうわけか、料理を上手に作る=よい妻・よい母のイメージが残っていて、料理が苦手な人を苦しめています。
だけど今は、便利な調理器具や食材、サプリなども充実しています。
「バランスよく栄養を摂りたい」と思ったら、その工夫の仕方はいくらでも見つけることができる。それが令和という時代なんです。
家庭料理に必要なのは、それぞれの家庭のマイルールだけ
家庭には、それぞれの「家庭の事情」というものがありますよね。
100の家庭があれば100通りの家庭の事情がある。
働き方、暮らし方、健康状態など、本当に家庭によってまったく違います。
それはつまり、
家庭料理も家庭ごとに違ってて当たり前ってこと。
それを、一般的な型に当てはめようとすると、どうしたって無理がでてしまいます。
どこのおうちも、共働きで時間がなかったり、小さな子どもの子育てで大変だったり、
親の介護をしていたりするわけだから。
そこで必要なのは、自分の家のマイルールを決めること。
我が家仕様のマイルールを決めることです。
ルールはどんなことでもかまいません。
例えば、
・月曜日はカレーの日!
・洗い物が苦手だからワンプレートにする!
・美味しそうに見える食器に変えてみる!
・調味料は食卓において、それぞれが好みでかける!
・味付けが苦手だからいろんなタレを常備する!
ね、ほんとになんでもいいんです。そしてルールは堂々と決めちゃってください。
だってこれは、自分と家族が幸せに暮らすために作るルールなのですから。( ´∀`)
家族に評価されるのっておかしくない?一緒に楽しめる食卓をつくろう
さらに大事なことは、
家庭料理は、評価されるために作るものではないってことです。
日々の料理は、試験でも審査でもありません。
だから合格も不合格もありません。
料理って食べる瞬間まで「うまくできてるかな、、ドキドキドキ、、、」って不安に思いますが、
基本食べれたらオッケーです!!!
多少焦げてても、微妙な味付けでも、
「時間をかけて料理を作って食卓に出した自分」を思いっきり褒めてあげてください。
これ、ちょっとどうかなぁって時もあると思いますが、「そんな日もあるよね」って笑い飛ばしてください。
それに味の好みは人それぞれですから、味付けにはある程度の「遊び」があるぐらいがちょうどいいです。
80パーセントの料理を作って、後の仕上げは食卓でしたってかまいません。
レモン果汁、柚子胡椒、ラー油、すりごまなどをお盆にまとめて置いておいて、
あれこれ試しながら食べるのもまた楽しい食卓ですよ。
家庭料理には、一般的な正しさなんて必要ありません。
大切なのは、料理に込められた思いの部分と、我が家の特徴を知ること。
レシピや栄養、見た目は後から足していけばいいんです。
私が私を思いやること、
私が家族を思いやること、
家族も私を思いやってくれる。
そんな家庭料理を、みなさんぜひ作っていってくださいね。
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