この記事では、料理が苦手な方や、結婚して急に料理をするようになったなど、
料理初心者さんにおすすめしたい、料理本を紹介しています。
本屋さんに行けば、膨大な量の本があるけれど、
その中から、実際に役に立つ一冊を見つけるのって難しいですよね。
そんな時は、まず好きな料理人さんを見つけるのがおすすめです。
35歳で料理を始めた私が、「この本のおかげで料理のハードルが下がった!美味しいのができるようになった!!」と実感した本なので、
料理が苦手な人も、これから料理を始めたい人も、
ぜひ参考にしてくださいね!
おすすめの料理本① 行正り香著:『やっぱり和食かな』
まず、基本のきを知るという意味で、行正り香さんの『やっぱり和食かな』を紹介します。
こちら、味付けの仕方がわからない人に特に読んでほしい一冊!
煮物や和え物など、和食を作るのが難しいと感じる理由は、味付けにどんな調味料をどれぐらい入れたらいいのかわからないところにあると思うんですが、この本では、基本の味付けとアレンジを、わかりやすく説明してくれているんです。
特徴
・和食の基本の味付けの仕方がとてもわかりやすくまとめられている
・煮物、酢の物、和えものなどで分類されていて、イメージしやすい
・調味料の比率が覚えやすい
・すごく見やすい上に、情報量が多い!
・食材の組み合わせが普通なのがいい
・副菜(ちょこっとおかず)が豊富に載っている
困った時に必ず頼りになる、
料理の基本が習得できる一冊です。
オススメの料理本② 土井善晴著:『土井家の「一生もん」2品献立』
ほのぼのとしたキャラクターでお馴染みの土井善晴さんの本は、
文章にもお人柄が現れていて、読んでるだけでほっこり癒されます。
料理の気持ち、素材の気持ちを常に考えている土井善晴さん。
レシピの中にも、擬音が多め。
ちょっとした料理のコツが満載です。
料理って、こんなに優しい行為なんだ! 料理って、こんなに心にしみるものなんだ!
そんな驚きと発見がある、それが土井善晴さんの本の特徴だと思います。
たくさんの本を出されている中で、これは基本の定番料理が学べる一冊。
繰り返し作りたくなるレシピが多いのでオススメです。
特徴
・文章がやわらかい語り口調で、優しい気持ちになれる
・体に優しい日常の料理から、ちょっと特別な日の料理まで、見応え抜群
・定番の家庭料理を美味しくするコツが満載
・作ってみたら、とにかく美味しい
ほんとに一生もんだと思えます!
そしてもう一冊、土井善晴さんの本でおすすめしたいのは、こちら↓
『春夏秋冬ほしかったのはこんな味 土井家のおいしいもん』
この本は、日本の四季と食卓の関わりがよくわかる、ちょっとしたエッセーのような本。
ところどころにレシピが載っているのですが、それがすごく参考になります。
季節に合わせて、旬の食材をいただく、丁寧な暮らしがしたくなる一冊です。
好きな料理人さんを見つけよう!
今回ご紹介した本は、どれも私が料理初心者だった頃にお世話になったものばかりです。
恥ずかしい話、35歳で結婚するまで実家にいた私は、結婚当初、料理の味付けの仕方をほとんど知りませんでした。^^;
(それなのにいきなりカフェの厨房をまかされて、もうとにかく必死でした笑)
当時は今ほどネット上に情報もなかったので、本屋に行って料理本を探すのが唯一の方法。
そこで本屋さんに行って、考えたんです。
「親近感のある優しそうな料理人さんはどの人かな、、。」
で、私がとった方法は、
“はじめに”を片っ端から読むこと。
前書きとも言いますね。
最初のページ、だいたい1、2ページぐらいにまとめられている部分です。
まずここを読むことで、料理人さんの思いや人柄、
料理に対する考え方や、何を大切にしているか、なぜこの本を作ったか、なんてことがわかります。
そして、なんとなくいいな、好きだな、と思ったら、レシピをパラパラっと見てみる。
するとレシピの中にもその料理人さんの個性が見えてきます。
材料にも、作り方の手順にも、ちょっとした思いやりとか、優しさとか、ゆるさみたいなものは出るものだから。
料理が苦手な人や初心者さんにとって、初めに手にする料理本は自分を応援してくれる、大事な大事な存在です。
今はネット検索が当たり前の時代だけど、料理本は、料理人さんの分身ともいえます。
「この本がそばにあれば心強い!」そう思える本、料理人さんを、ぜひ見つけてくださいね☆
料理本は、アナタの味方!
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