この記事では、5月から6月にかけて野菜売り場に並ぶ「新生姜」を使った、生姜シロップの作り方を紹介しています。
水分の多い新生姜だからできる、水無しで作るレシピなので、長期保存ができますよ!
夏はソーダ割に、涼しくなったら紅茶に入れたり、チャイに入れたり、お湯割りにするのもおすすめ!
またシロップを作った後の生姜も、佃煮にして無駄なく美味しく食べられます。
ぜひ参考にしてくださいね☆

自家製シロップがあると、それだけで幸せ〜〜。
水を入れずに作る、濃厚生姜シロップの作り方
材料
○新生姜…250グラム
○きび糖…250グラム(グラニュー糖でも黒糖を少し混ぜてもOK)
○好みのスパイス…少々(ブラックペッパーや鷹の爪などを加えるとピリッとした大人味になります)
生姜シロップの作り方

新生姜はきれいに洗い、汚れを取り除いて皮ごとスライスします。
あとで佃煮にすることを考えて、薄めに切っておきますよ!


鍋にスライスした生姜と砂糖を合わせ、よく混ぜて1時間ほどそのまま置きます。
鍋は土鍋かホーロー、銅製のものを使ってくださいね!
(アルミだと変質するおそれがあるため)

次第にお砂糖が溶けてきて、、、

1時間後。こんな風に水分が出てきます。
(お茶パックに入っているのは、香り付けに入れてみた黒文字の枝葉です)

弱火にかけて、約30分。アクをとりながら生姜が透明になるまで煮詰めます。
今回私は香り付けに黒文字という木の枝葉と、ピリッとした味のためにブラックペッパーを入れています。お好みで鷹の爪やシナモンなどを加えても美味しいですよ!
水分が少ないので、煮詰めすぎないように、ゆっくりじわーっと、生姜の成分がシロップに移るのをイメージして、弱火で様子を見ながら煮てください。
作る量が少ない場合は20分程度で出来上がりますが、
たくさん作る時は、時間がかかります。
できるだけ鍋から目を離さないで、「そろそろいいかな」というタイミングを見つけてくださいね☆
出来上がったシロップは、煮沸消毒した瓶に移します。
※おおよその目安ですが、250グラムの新生姜と250グラムのお砂糖で、できあがり分量は180ミリリットルでした。
すぐに飲むなら水を加えるレシピで。長期保存には水無しがおすすめです。
出来上がったシロップは、炭酸で割るとジンジャーエールに!

なんとも涼やかですーー。
暑い日に汗をかいた後に飲みたい!自家製ドリンク!!最高ですね!!
今回のレシピでは保存が効くように新生姜と砂糖を同量で作っていますが、これは保存のため。
もし、1週間程度で飲みきるなら、以下のようにお水を加えて、砂糖の量を減らしても大丈夫です。
【参考:水を加える場合のレシピ】
○生姜…250グラム
○砂糖…200グラム(お好みで加減してね)
○水…200cc
かかった金額と一杯あたりの原価
と、ここで気になるのがお金の話。
ついつい原価が気になってしまうのは、昔カフェをしていた頃からの習性です^^;
今回のレシピの分量でかかった金額は、合計約450円でした。
で、出来上がった量が180ml。
ソーダ割りを一杯作るのにシロップを大さじ2(30ml)使うとしたら、
一杯あたりの原価は、、、
75円!!となりました。

意外と安い!!!
あ、炭酸代忘れた。
でもまあ、炭酸代入れても100円ぐらいですね。
コンビニでジュース買うこと思えば、かなりリーズナブルです。
おまけ:残った生姜で佃煮を作ろう!
生姜シロップを作るともれなく、シロップを絞った後の生姜が残ります。
捨てるにはあまりにもったいないので、佃煮にしておきましょう。
すでにお砂糖が染み込んでいるため、あとは酒と醤油を加えれば、簡単に佃煮ができますよ!!
生姜の佃煮の作り方
材料
シロップを作った後の生姜
酒…50cc
醤油…65cc
※好みで、昆布、ごま、鰹節などを足す
シロップを作った鍋に、生姜を戻し入れ、酒と醤油を加えて煮詰めます。
細く切った昆布やごま、鰹節などを足すと、より美味しくなります^ – ^

味が濃いので、これまた保存がききます。
冷蔵で1週間ぐらいは全然大丈夫!
冷凍もできるので、すぐ食べない時はラップに包んで小分け冷凍しておきましょう。
この生姜の佃煮は、お料理に使うこともできます。
煮魚の味付けに使ったり、(その場合は梅干しを入れるとさっぱりしてより美味しい)
豚肉の生姜焼き風炒めに使ったり。
入っているのは、生姜と砂糖と醤油と酒なので、どんな料理にも応用がききます。
なので、絞りカスだなんていって決して捨てないで!!
ぜひ使い切っちゃってください☆
生姜の効能については、過去記事のこちらをぜひご覧ください。
↓↓↓

どんどん暑くなっていくこの季節、
おうちに自家製シロップがあると嬉しいですね!
皆さんもぜひ作ってみてください〜
コメント